仕事辞めたいけどお金がない場合の解決法11選！貯金なしで辞めた人の知恵袋＆口コミも紹介

仕事を辞めたいと思っても、お金がなくて辞められないと悩んでいる人は少なくありません。

辞めた後の生活費や収入が心配で踏み切れないという人も多いでしょう。

この記事では、仕事を辞めたいけどお金がない場合の解決方法や、貯金がないけど仕事を辞めた人の実体験を紹介しています。

次の仕事が決まるか不安で辞められない人の解決策も、年代別に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

仕事辞めたいけどお金がない時の解決法11選！

仕事を辞めたいけどお金がないと悩んでいる人向けに、解決方法を11選紹介します。

「お金がないけど、できればすぐにでも辞めたい…」と悩んでいる人は、実践できそうな方法から試してみてくださいね。

失業手当（失業保険）を受け取る

退職後、次の仕事が決まるまでの支援金として、国から失業手当を受け取れます。

雇用保険の加入状況や加入期間、退職理由などの条件が当てはまれば受給されるものです。

こちらの手当はハローワークに申請する必要があるため、退職する前に自分が受け取れるのか相談しておきましょう。

次の転職先が決まるまでの期間、最低限の生活が送れる見通しが立つ可能性があります。

税金の減免制度を利用する

退職後にもかかる税金の減免制度を利用することで、お金の負担を軽減できます。

少しでもお金の負担を減らし、次の仕事が決まるまでの出費を抑えましょう。

税金の減免についての相談は、お住まいの市役所へ問い合わせください。

【相談が必要な税金各種】

休職を検討する

退職するのではなく、休職すると仕事を辞めたい状態から抜け出せるかもしれません。

今の職場を辞めたいわけではなく、「仕事に疲れたから辞めたい」と感じているのであれば、少し休息するだけで気持ちが前向きになれる可能性があります。

自分の気持ちと向き合い、仕事を辞めたい理由を考えてみると対処法も変わってくるでしょう。

副業を始める

副業OKの会社に限りますが、お金がないから仕事を辞めたいという悩みを解決できる方法です。

最近では副業を始めるサラリーマンの人も増えているので、副業OKの会社も増加傾向にあります。

仕事で得た知識を生かせる職種であれば、短期間で成果を上げることも可能でしょう。

副業におすすめの職種は主に以下のとおりです。

実家に頼る

次の仕事が決まるまで一時的に実家を頼るのも一つの手です。

一人暮らしの人であれば、生活費がかからなくなるのでかなり負担を減らせます。

お金がないから仕事を辞められないと悩んでいるのであれば、出費を減らすために家賃をなくすのも方法です。

寮付き求人を調べる

実家は頼れないという人は、寮付きの求人を調べてみると良いでしょう。

次の仕事が決まり、さらに家賃の負担も抑えられるので気持ちにも余裕ができます。

今すぐにでも辞めたい人は、正社員でなく、アルバイトでも良いでしょう。そうすることで、じっくり転職先を決める時間も確保できます。

寮付き以外にも、家賃の補助などもあるので、以下のワードを参考に求人を探してみてください。

ボーナスを受け取ってから辞める

ボーナスが支給されてから退職すれば、次の仕事が決まるまでの生活費が確保できます。

支給額にもよりますが、まったく貯金がない状態よりは、お金がないという心配は軽減されるでしょう。

ボーナス前に退職について相談すると、減額や支給されないといったリスクが考えられます。

支給されて2週間程度たってから退職の相談をすると良いですね。

アルバイトをする

仕事を辞めたい気持ちが強い場合、退職後すぐにアルバイトを始めれば、貯金がなくても大丈夫です。

日雇いや日払い、即日払いのアルバイトをすれば、最低限の生活費は確保できます。もし、それでは足りないと心配な人は、まずは生活費を見直しましょう。

また、アルバイトは一時しのぎとして考え、同時に転職活動も行うと良いですね。

「仕事を辞めたいけど収入が減る」と不安で行動できない場合、仕事を辞める前に次の方法と対策を実行してみてください。

節約する

仕事を辞めれば会社員時代のように収入は入らないため、節約をして生活費を抑えましょう。

これまでお金の使い方を気にしたことがなかった人は、節約するだけでかなり生活費を下げることができます。

貯金がなくても、生活費を抑えれば、給付金でしばらく最低限の生活は確保できるでしょう。

以下のポイントを参考に節約を検討してみてください。

転職先を決める

転職先を決めてしまえば、お金がないから仕事を辞められないという心配がなくなります。

次の仕事が始まるまでのお金が心配な人は、退職金や失業手当を確認しておきましょう。

また、失業手当受給中でも既定の範囲内であればアルバイトも可能です。

求職活動支援の給付金を受給する

失業手当（失業保険）の受給資格がある人で条件を満たしている人が、求職活動中にかかった費用を一部負担してくれる制度です。

求職活動支援費としてハローワークから受給できる給付金のため、転職活動を始める人は事前に相談すると、受け取り方や条件を教えてもらえます。

仕事辞めたいけどお金がない..仕事を辞めても必要になるお金とは

ここでは、仕事を辞めた後にも必要になるお金について解説します。

仕事を辞めたい人にとって気がかりなのが、仕事を辞めた後にかかるお金です。

何にどの程度かかるのか把握しておき、対応策を考えておくと仕事を辞めやすくなります。

生活費

仕事を辞めてもかかってしまうお金の一つ目は、生活費です。

生きていくうえで絶対に必要な出費であるため、最低限は確保する必要があります。

生活費に含まれる具体的な項目は、主に以下のとおりです。

「お金がないから仕事を辞められない」と思う人は、出費を減らすことで次の仕事への意欲も高まるでしょう。

税金・保険料

仕事を辞めてもかかるお金の二つ目は、税金と保険料です。

税金は前年の収入で決まるものもあるため、退職して収入が0になってもかかります。

住民税、年金、保険料などが税金にあたりますね。

これまで税金や保険料は勝手に給料から差し引かれていたため、失業すると出費が増えたと感じるかもしれません。

転職先が決まっていない人は、地域の相談窓口に問い合わせると、税金の減免制度が適用される可能性があります。

転職活動の費用

仕事を辞めて次の仕事を決めるまでは、転職活動の費用がかかります。

応募先の企業への面接の際は交通費がかかったり、転職エージェントを利用するのであれば、面談のために移動費がかかる場合もあります。

その他、スーツや靴を新調したり、髪を整えるために美容院に行ったりなど、最低限のお金は必要となってくるでしょう。

良い条件で転職するためには、身だしなみによる印象は重要です。

貯金ないけど仕事辞めた人の口コミ＆実体験

貯金がないけど仕事を辞めた人の実体験を、知恵袋や口コミから抜粋して紹介します。

貯金がなくても辞めた人は後悔しているのか、生活できているのか気になるところです。

貯金なしで勢いで辞めました。ちゃんと生活できてます。

こちらの口コミの方は勢いで仕事を辞めてしまったけど、次の転職活動をすぐに始めたため、ちゃんと生活できたと話しています。

収入が減るタイミングはありますが、アルバイトも視野に入れて行動するとよさそうです。

実家にお世話になったので大丈夫でした。3ヵ月ほどニートしてました。

実家を頼ると家賃や光熱費の負担が減るので、貯金なしでも仕事を辞められる人が多いようです。

「今の職場があっていない」「今すぐ仕事を辞めたい」と思う人は、実家に相談してみてしばらくの間お世話になると良いですね。

失業保険は会社都合・自己都合で給付期間や受給額が異なるため、どの程度受け取れるか気になる人は調べておくと良いでしょう。

実家暮らしなら今の生活費は親に甘えて過ごせば十分暮らせる。

仕事を辞めたら無収入になるため、やはり生活水準を下げる必要がありそうですね。「実家に頼る」という意見が多かったのが印象的です。

しばらく実家に頼りつつ、次の仕事を決めている人が大半でした。

「仕事辞めたいけど次がない」と心配な人が使うべき転職エージェント

「次がないから仕事が辞められない…」と悩んでいる人に、年代ごとにおすすめの転職サイトを紹介します。

仕事を辞めたいけど次がないからと不安な方は、ぜひ一度転職エージェントを頼ってください。

20代が使うべき転職エージェント：ハタラクティブ

運営会社	レバレジーズ株式会社
タイプ	20代の就職・転職支援サイト
公開求人数	非公開
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
サポート期間	記載なし

ハタラクティブは第二新卒、既卒、フリーターなど、20代に特化した就職・転職エージェントです。

スキルや経験が浅い20代でも採用されやすい、人柄重視の求人がメインとなっています。求人の8割以上の企業が未経験OKなので、気軽に相談しやすいです。

就職成功率80.4%、最短2週間で内定が決まるハタラクティブなら、スピード転職も目指せるでしょう。

運営会社は、人材業界で有名なレバテックやレバウェル看護も運営している大手なので、手厚いサポートが期待できます。

30代が使うべき転職エージェント：リクルートエージェント

運営会社	株式会社リクルート
タイプ	総合型
公開求人数	419,000件（2023年10月時点）
非公開求人数	302,748件（2023年10月時点）
対応地域	全国＋海外
サポート期間	3ヵ月程度

リクルートエージェントは、豊富な選択肢が期待できる求人数No.1の転職エージェントです。

業界最多の求人の中から、希望する条件に合った求人をピックアップして提案してくれます。

これまでの仕事の経験を活かした転職はもちろん、未経験からの転職支援もバッチリです。

「転職できる求人が見つかるか不安」と、仕事を辞めたいけど一歩踏み出せない人は、約70万件以上の求人が揃うリクルートエージェントをまずは利用してみましょう。

40代以降が使うべき転職エージェント：doda（デューダ）

運営会社	パーソルキャリア株式会社
タイプ	総合型
公開求人数	218,556件（2023年10月時点）
非公開求人数	非公開
対応地域	全国＋海外
サポート期間	基本無制限

doda（デューダ）はリクルートエージェントに次ぐ、業界で2番目に求人数が豊富な転職エージェントです。

転職の難易度が上がる40代以降の方でも、豊富な求人の中から条件に合う求人を見つけてくれるでしょう。

転職エージェントはだれでも無料で利用できるので、次の転職先を決めるための手段として、活用してみると良いですね。

すぐに仕事を辞めたいけどお金がなくて身動きできない人は、ハローワークに先に相談し、給付金も受け取れるか確認しておきましょう。

仕事辞めたいけどお金がない人の注意点4つ

最後に、「仕事を辞めたいけどお金がない」とお悩みの方に、注意すべき4つのことをお伝えします。

仕事を辞める際は、できるだけ計画的に物事を進めましょう。

突発的に仕事を辞めるのは危険

仕事を辞めたいからといって、突発的に退職するのは危険です。

ましてや、お金がない状態での無計画な退職は、多くのリスクが伴います。

実家やパートナーを頼れるのであれば、一時的に同居させてもらうのがベストです。家賃の負担がなくなるだけで、かなり生活費を抑えられます。

今すぐに仕事を辞めたいと思う人は、少しの間だけでも、周りに甘えて相談しましょう。

まずは転職活動を始める

お金がないから仕事を辞められないのであれば、転職活動を始めて、収入がなくなる不安を軽減しましょう。

次の仕事が決まっていれば、思い切って退職願いも出しやすくなりますね。

「お金がないから」という理由をいいわけにしないために、まずは行動しましょう。

お金を借りてまで辞めない

どうしても辞めたいからといって、当面の生活費を借りてまで辞めるのは絶対にやめましょう。

金融機関であれ、同僚や知人であっても、お金を借りるのはタブーです。

次の仕事が決まっていなければ、返せるあてもありません。

まずは、転職活動やアルバイトをして、お金の不安を軽減しましょう。

今すぐ辞めた方がいい人は相談窓口を頼る

「精神的に無理だから今すぐ辞めたい…」など、気持ちの面で限界にきている人は、今すぐ相談窓口に相談してください。

精神的に限界を感じながら仕事を続けてしまうと、うつ病などの精神疾患も心配されます。

今の環境を変えたい人は、自分の気持ちと状況に合わせて相談できる場所を選んでみてください。

仕事が辞めたいけどお金がないと場合は周りの人やサービスを頼ってみよう

「仕事を辞めたいけどお金がない」と悩んでいる人は、周りの人を頼ったり、サービスを利用してみましょう。

貯金がないけど仕事を辞めた人の中には、次の転職先を決めるまでの間、実家を頼ったという人が多かったです。

自分一人で抱え込まず、相談できる相手がいれば素直に相談してみると良いでしょう。

また、失業手当を受け取ったり、アルバイトを始めればしばらくの生活費は稼げます。