退職代行ガーディアンの口コミ・評判は？利用の流れやメリットも解説

そう思っている方には退職代行ガーディアンがオススメです。

退職代行ガーディアンは、東京都労働委員会に認証されている労働組合が運営する退職代行業者のため信頼性は高く、トラブルなく確実に退職できます。

そうは言っても「実際はどうなの？」「本当に安全なの？」と心配になりますよね。

そこで当記事では、退職代行ガーディアンの口コミや評判、特徴などを詳しくまとめています。

退職代行ガーディアンとは？

退職代行ガーディアンは「東京労働経済組合」が運営する退職代行業者です。

東京労働経済組合は、東京都労働委員会に認証されている団体であり、法適合の合同労働組合になります。

そのため、通常は弁護士以外が報酬を得る目的で契約に関する代理交渉をすることは禁じられていますが、退職代行ガーディアンなら、退職の手続きと同時に有休消化や未払いの賃金などに関する交渉が合法的に可能です。

世の中には違法な退職代行業者も多くありますが、退職代行ガーディアンは安心して任せられる退職代行業者と言えるでしょう。

退職代行ガーディアンに任せられることは以下の通りです。

上記以外のことでも出来る範囲でなら応えてもらえるので、何か要望があれば依頼する前に相談してみてみましょう。

また、サービスの流れをカンタンに説明すると

上記3ステップになっています。

スムーズにいけば相談したその日から会社に行く必要はなくなるので「仕事が辛くてどうしても会社に行けない人」は今すぐにでも相談してみてください。

退職代行ガーディアンの基本情報

運営会社	東京労働経済組合
料金	29,800円（税込）
追加費用	なし
24時間対応	あり
弁護士監修	記載なし
返金保証	なし
転職サポート	なし

退職代行ガーディアンは24時間365日、いつでも相談可能です。そのため、「今すぐにでもやめたい…」と悩んでいる方でも、退職代行ガーディアンなら即日に対応してくれます。

忙しい人でもLINEで気軽に相談できるため、空いた時間にさくっと話を聞いてもらえますよ。

運営するのは弁護士ではありませんが、退職代行ガーディアンは東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合のため、代理・交渉を行うことが可能です。

民間業者では対応できない会社との交渉ができ、さらに弁護士事務所より費用を安く抑えられるため、民間業者では頼りないと感じる方にもおすすめします。

退職代行ガーディアンの特徴

ここでは退職代行ガーディアンの特徴を3つにまとめています。

運営しているのは「東京労働経済組合」

退職代行ガーディアンを運営する「東京労働経済組合」は、東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合です。

一般企業が運営する退職代行と違って、法律に則って退職交渉できるので合法的かつ確実に退職できます。

退職の意思を自分で伝えられないという人はもちろん、退職を申し出たのに受理されなかったという人でもトラブルなく、安心して退職できるでしょう。

料金は一律29,800円

退職代行ガーディアンの利用料金は一律29,800円（税込）です。

雇用形態や地域、年齢によって料金が変わることはありません。

さらに、会社との交渉が難航し、連絡回数が増えたり連絡時間が長引いたりしたとしても追加料金の徴収もありません。

退職代行業者の中には追加料金を徴収する会社もあるようですが、退職代行ガーディアンならそのような心配はないので安心して利用できますね。

即日対応OK

退職代行ガーディアンのサービスは即日対応が可能です。そのため、相談した日から会社に出社する必要はありません。

休日や深夜帯でも可能な限り相談を受け付けているそうなので、どうしても仕事が辛いときは相談してみるのがオススメです。

また、就業規則に「退職は〇ヵ月前に申告」とあったとしても、法適合の合同労働組合である退職代行ガーディアンなら違法性なく対処できます。

とはいえ「退職が原因で会社から訴えられるのではないか」と心配する人もいるかもしれません。結論から言えば「仕事を辞めること」で訴えられることは確率的にはかなり低いです。

なぜなら、訴えたとしても費用や手間がかかるだけで会社側に何もメリットがないからです。

実際に、退職代行ガーディアン自体が法適合の団体が運営しているということもあってか、実際に訴えられたケースは一度もないそうです。

「訴えられたらどうしよう」と心配してサービスの利用に踏み切れないでいる人には、合法的に退職交渉ができる退職代行ガーディアンをオススメします。

退職代行ガーディアンのメリット・デメリット

退職代行ガーディアンを利用するメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

メリット

運営会社が法適合の合同労働組合だから安心して任せられる

退職代行ガーディアンに退職代行を任せれば違法性の心配がないので、安心して退職の手続きを任せられます。なぜ、合同労働組合であることがメリットになるかといえば、退職代行業者の中には違法性のある業者もいるからです。

そもそも退職代行における使者（第三者）を使っての代理交渉は、法適合組合の合同労働組合または弁護士が行わなければ、弁護士法に違反する危険性が高いです。もし違反すれば、犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。

しかし退職代行ガーディアンなら、そんな心配は無用です。

法適合の合同労働組合である「東京労働経済組合」が運営しているため、合法的に退職手続きの代理交渉ができます。退職はデリケートな問題です。安心して任せられるのは、退職代行ガーディアンの最大のメリットであると言えるでしょう。

有休消化や未払いの賃金・残業代について交渉も可能

有休消化や未払いの賃金・残業代についての交渉は、弁護士か法適合の合同労働組合にしか法律的に許されていない行為です。

そのため、法適合の合同労働組合が運営する退職代行ガーディアンは、有休消化や未払いの賃金について交渉できます。逆にいえば、弁護士がいない業者や労働組合が運営していない業者は、有休消化や未払いについて交渉ができません。

そのため、もしどの退職代行サービスを利用するか悩んでいる方は運営元に注意しましょう。

弁護士が監修している退代行業者は多いですが、弁護士が監修しただけです。結局、会社に連絡するのはただの素人なので、有休消化や未払いの賃金・残業代などについての交渉はできません。

しかし退職代行ガーディアンなら、有休消化や未払いの賃金について合法的に交渉できるので、安心して任せられることは間違いないでしょう。

実質無料で利用できる場合がある

先述の通り、退職代行ガーディアンは未払いの賃金・残業代と未消化の有休について交渉が可能です。

そのため、交渉で支払われたお金を退職代行の費用にあてれば、サービス利用料は実質無料になります。

実際に、退職代行ガーディアンのサービス利用料金は一律29,800円（税込）なので、十分まかなえる金額です。

交渉によってメリットが得られるかは個人の状況によりますが、料金の高さで迷っている人は、退職の際に得られるお金も考慮して検討と良いでしょう。

自分で会社に連絡する必要がない

退職代行ガーディアンを利用すれば、自分で会社に連絡せず会社を退職できます。そのため、嫌いな上司と会話する必要はありません。

もし会社側が退職を拒否したとしても、退職代行ガーディアンが退職交渉するので、あなたが退職の理由を説明したりする必要もないです。

また、退職交渉後、会社にはあなたに連絡しないように忠告しておいてくれるので、基本的に連絡が来ることはありません。

中には無視して連絡してくる会社もあるかもしれませんが、取り合う必要はありませんし、退職代行ガーディアンに相談すれば対処してもらえます。

もし、貸与品などがあれば郵送して返せば問題ありませんし、引継ぎが気になるなら書類で対応できるでしょう。

退職代行ガーディアンにLINEで相談した時点で、退職に必要なやり取りは全て任せられるので、会社と一切連絡せず退職したい人にはオススメのサービスです。

料金が比較的安い

退職代行ガーディアンの料金は比較的安い方です。

例えばですが、弁護士事務所が退職代行を請け負う場合、相場は5万円前後とされています。しかもサービス内容は退職代行ガーディアンと変わらないことがほとんどです。

退職代行ガーディアンは東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合「東京労働経済組合」が運営していながら、一律29,800円（税込）とリーズナブルです。

もし次の仕事が決まっていないのなら、貯蓄は出来るだけ切り崩したくないところなので、この値段設定は嬉しいポイントになります。

スマートフォン一台で完結

退職代行ガーディアンのサービスは、スマートフォン一台あれば今すぐにでも利用できます。

LINEか電話で相談して入金すれば手続きは完了です。

特にLINEなら気軽にメッセージのやり取りができるので精神的なハードルも低いでしょう。それに難しい書類の手続きもありません。

スマートフォンで連絡すれば退職できるという手軽さは、退職代行ガーディアンのメリットの一つになります。

デメリット

返金保証はなし

退職代行ガーディアンでは、退職できなかった場合の返金保証を設けていません。

他の退職代行サービスでは返金保証が付いているところもあるので、これはデメリットになります。

とはいえ、退職代行ガーディアンに限っては、これまで請け負った仕事で退職できなかったことはないそうです。

もしかしたら返金保証を設けていないのは、サービスへの自信の表れなのかもしれませんね。

転職サポートがない

退職代行ガーディアンでは、転職サポートを行っていません。

人材紹介会社と提携して転職サポートを行っている退職代行サービスと比べると、その点は残念なポイントです。

とはいえ、転職エージェントなどに登録すれば、そのデメリットはカバーできます。もし、転職活動を始めるなら、まずは保有求人数が圧倒的に多い「リクルートエージェント」に登録するのがオススメです。

膨大な保有求人の中から利用者に適した求人を紹介してくれて、書類の添削や面接対策までサポートしてくれます。また、どこの転職エージェントも基本的に無料で利用できるため、お金の心配もなく安心して利用できますよ。

退職代行ガーディアンの向いている人・向いていない人

退職代行ガーディアンの向いている人・向いていない人をそれぞれ紹介します。

向いている人

退職届を受理してもらえなかった人

退職代行ガーディアンは、「退職の旨を上司に伝えてもしつこく引き止められた」という人にオススメです。

早くて相談した翌日には退職できます。

もし会社側が渋ったとしても、法適合の合同労働組合が運営する退職代行ガーディアンなら、合法的に交渉ができるので、会社側も認めざるをえません。

退職代行ガーディアンはLINEでの相談も受け付けているので、自分ひとりの力で退職が難しい場合は、ぜひ気軽にメッセージを送ってみてください。

上司と顔を合わせたくない人

退職代行ガーディアンを利用した場合、上司と顔を合わせることなく退社可能です。

サービスの流れとしては、LINEか電話で退職代行の依頼をした後、料金を支払えばガーディアンからの退職交渉の報告を受けて退職届を郵送するだけです。

依頼後は会社に出社する必要がないので、上司と顔を合わせるタイミングはありません。

上司に直接退職を申し出るのが難しい人は、退職代行ガーディアンの利用を検討してみてください。

未消化の有休や未払いの賃金がある人

未消化の有休や未払いの賃金がある人は、退職代行ガーディアンがオススメです。

退職の意思を代理で伝えることは民間企業でもできますが、退職の手続きや交渉は弁護士か労働組合しか法律的にできません。

退職代行ガーディアンなら法適合の合同労働組合が運営しているため、有休消化の要求や未払いの賃金の請求が合法的に可能です。

「会社を退職できればいい」と考えているのなら他の民間企業で事足りますが、交渉まで任せたい場合は退職代行ガーディアンのような法的な対処ができる団体に任せるようにしましょう。

向いていない人

同業他社で働くことを考えている人

もしこれからも同じ業界で働く予定なら、退職代行サービスの利用はオススメできません。

これは退職代行ガーディアンというより退職代行業者すべてに当てはまることですが、退職代行を利用して会社を辞めたことが広まってしまう可能性はゼロではないです。

世の中には退職代行に対してマイナスイメージを持っている人もいるので、それが今後の仕事に悪影響を及ぼす恐れがあります。

もちろん大きな業界なら気にする必要はないかもしれませんが、ニッチな業界だと絶対安心とは言い切れませんので、退職代行を利用する場合はその点を頭に置いておく方がいいでしょう。

転職活動のサポートを受けたい人

退職代行ガーディアンでは転職活動のサポートは行っていません。

そのため転職先が決まっていない場合、自分で転職活動をする必要があります。

自分で転職エージェントなどに登録すれば解決する問題ではありますが、もし退職代行とセットで転職サポートも任せたいのであれば、別の退職代行業者を利用するようにしましょう。

退職後に訴訟を考えている人

退職後、会社を相手に訴訟を起こす予定の人には退職代行ガーディアンはオススメできません。

退職代行ガーディアンの場合、未払いの賃金についてなどの交渉は可能ですが、訴訟の対応まではしていません。

もし退職の原因がパワハラやセクハラで、会社に対して慰謝料を請求することを考えているのなら、弁護士に退職代行を任せるのがスムーズです。

退職代行ガーディアンの口コミ&評判

SNSで気になった退職代行ガーディアンの良い口コミと悪い口コミをピックアップしました。

良い口コミ&評判

「もう次の出勤日から一切会社に行かずに辞めれたので、本当にスピーディーでした」

「対応の早さ」を評価する口コミです。

こちらの口コミの方の場合、退職日の当日、朝に入金して、午前中の内には連絡をしてもらって辞められたとのことです。

公式サイトにも「即日」というワードがありましたが、それは本当のようですね。

「丁寧に対応してくれて良かった。」

「丁寧な対応」を評価する口コミです。

退職代行はまだまだ新しいサービスのため、心配事も多いですが、対応が丁寧だと安心できますよね。

「電話じゃなくてラインのトークで対応してくれるの助かる」

退職代行ガーディアンはLINEでもやりとりが可能です。

心が疲れきれば誰とも話したくないと思う方もいるはずなので、LINEのみで完結するのは嬉しいポイントです。

悪い口コミ&評判

「最終的に、それは対応できない、他に相談してくれと。。。最初に伝えてあったのに。」

対応の悪さについての口コミです。

こちらの口コミの方の場合、入念なやりとりを重ねたにも関わらず最終的には相談を断られてしまったようです。その上、入金を急かされたというのも残念な話です。

もしかしたら窓口の方で対応の悪い方もいるのかもしれません。

その場合は対応する方を変更してもらうか、別日に連絡して他の方に話を聞いてもらうようにしましょう。

「退職代行ガーディアン使って退職したんだけど対応くそすぎ」

「退職手続きの対応が悪かった」という口コミです。

こちらの退職手続きを対応した方は、事前に指定した時間に会社への連絡をしなかったそうです。指示した通りに動いてもらえないと不都合が発生する場合があるので、この対応は困ります。

もし退職代行ガーディアンに依頼するなら、大切なことは強調して伝えておく方が良さそうです。

「『言われてないのでやってません』と言われるのでそこは注意です」

こちらも「退職手続きの対応の悪さ」についての口コミです。

この文面だけでは具体的な問題についてはかわかりませんが、期待していたような対応をしてもらえなかったようです。

弁護するわけではありませんが、やはり退職代行ガーディアン側もデリケートな問題なので、勝手なことができない事情もあるのかもしれません。

そのため、退職代行ガーディアンのサービスを利用する際は、細かいところまでオーダーした方がスムーズに退職手続きが進むかもしれません。

退職代行ガーディアンのサービスの流れ3ステップ

退職代行ガーディアンのサービスの流れを3ステップで解説します。

ステップ1.電話またはLINEで相談

まずは退職代行ガーディアンのWebサイトを開きます。

トップページを下方向にスクロールすると、右下にLINEのマークが表示されるので、そこをタップしてください。

そして退職代行ガーディアンのLINEのページに飛んで、そこで「友だち追加」をタップすれば、メッセージができるようになります。

また、ほとんどの方がLINEで申込相談しているそうですが、電話での相談も可能です。

初回の連絡でも退職代行の申し込みができるので、明日にでも仕事を辞めたい方はその場で申し込みを済ませてしまいましょう。

もちろん、相談だけでも受け付けているので、サービスを利用するか迷っている方も気軽に相談してみてください。

ステップ2.支払い

申し込みが終われば、支払いに進みます。

料金は一律29,800円（税込）です。

雇用形態・地域・年齢などで料金が変わることはありませんし、その後に追加料金を請求されることもないので安心してくださいね。

支払い方法は銀行振り込みもしくはクレジットカード決済の二通りになります。

クレジットカード決済の対応カードは以下の通りです。

また銀行振り込みの場合、振込明細の画像があると対応がスムーズになります。

ステップ3.退職

退職代行ガーディアン側で支払いの確認が終わり次第、あなたの代理人となって会社に連絡し退職の交渉をしてくれます。

交渉の際には「会社からあなたに連絡しないように」と代理人が忠告しているため、基本的には会社から連絡が来ることはないので、安心してください。

交渉が終われば、退職代行ガーディアンから退職交渉完了の連絡が来ます。残る手続きは退職届を郵送するだけです。もしパソコンなどの貸与物あれば、その返却も必要です。

離職票や雇用保険被保険者証など、重要書類は会社側から送られてくるので、心配は無用です。

また「引継ぎをせずに辞めても大丈夫なの？」と心配する方もいるかもしれませんが、法律的には問題ありません。

しかし確率的には低いですが「損害賠償請求」や「懲戒解雇」といったケースがあるそうなので、そのリスクを避けるためにもメールや書面で引継ぎしておくことがオススメです。

退職代行ガーディアンと他社の退職代行を比較

退職代行ガーディアン以外で評判のいい退職代行サービスを集めました。

以下はそれぞれの退職代行サービスの特徴をまとめた表になります。

	退職代行ガーディアン	辞めるんです	弁護士法人みやび	退職代行SARABA
運営元	労働組合	民間企業	弁護士法人	労働組合
料金	29,800円（税込）	27,000円（税込） ※後払いも可能	55,000円（税込）	24,000円（税込）
追加料金	なし	なし	あり	なし
支払い方法	クレジットカード 銀行振り込み	クレジットカード 銀行振り込み	銀行振り込み	クレジットカード 銀行振り込み
交渉 （有休や未払いの賃金など）	可能	×	可能	可能
転職のサポート	なし	なし	なし	可能
即日退社	可能	可能	可能	可能

表を見るとわかる通り、どのサービスも「支払い方法」と「即日退社」の項目に大きな違いはありません。

違いがあり、サービスを利用する際に気になる項目があるとすれば、「運営元」や「交渉」の部分になるはずです。

ここからは「運営元」や「交渉」の違いについてもう少し詳しく解説していきます。

「運営元」と「交渉」の違いについて

まず退職代行サービスの運営元は大きく3つに分けられます。

弁護士	退職交渉を弁護士が行うため、有休消化や未払いの賃金の要求ができる
労働組合	労働組合も弁護士と同様、有休消化や未払いの賃金の要求ができる
民間企業	退職の旨を伝えることはできるが、交渉は不可

運営元による退職代行サービスの違いをカンタンに説明すれば、弁護士と労働組合の場合、合法的に退職交渉ができて、民間企業の場合は退職の旨を代理で伝えられても交渉まではできません。

民間企業が交渉できない理由は、弁護士や労働組合以外に、法律的に会社との交渉権がないからです。

そのため、民間企業の多くがWebサイトなどに「弁護士監修」と書いていますが、それはあくまで監修であり、実際に交渉するのは社員なので交渉できる範囲は限られてしまいます。

退職のみが目的の方は民間企業を利用しても問題ありませんが、消化していない有休や未払いの賃金・残業代がある方は、交渉権を持つ弁護士や労働組合の退職代行サービスに依頼する方がいいでしょう。

次は弁護士と労働組合の違いについて解説します。

弁護士と労働組合の違い

弁護士と労働組合の大きな違いは、訴訟を起こす場合のサポートができるかどうかです。

もし会社を相手に訴訟を起こすなら、弁護士に退職代行を依頼した場合、退職手続きから裁判まで対応してもらえます。ですが労働組合の場合、退職の交渉までしかできないため、改めて弁護士事務所に相談しなければなりません。

そのため、退職後に会社を訴える予定の人は、費用はかかりますが弁護士に退職代行を任せるのがオススメです。

それぞれのサービスの特徴とここまでの説明を踏まえて考えれば、以下のように言えます。

退職代行業者	おすすめの人	解説記事	公式サイト
退職代行ガーディアン	退職交渉の際、有休や未払いの賃金などの交渉をしてもらいたい人	記事を見る	公式サイトを見る
辞めるんです	退職が確定してから料金を支払いたい人	記事を見る	公式サイトを見る
弁護士法人みやび	退職後、会社に訴訟を起こす予定の人	記事を見る	公式サイトを見る
退職代行SARABA	退職後の転職サポートもしてもらいたい人	記事を見る	公式サイトを見る

退職代行ガーディアンは他の退職代行業者と比べても、料金は適正価格であり、信頼性が高い団体が運営しているので、安心して頼れる代行業者と言えるでしょう。

退職代行ガーディアンの注意点

退職代行ガーディアンを利用する上での注意点をまとめました。

同僚との人間関係が悪化する恐れがある

退職代行ガーディアンに限ったことではありませんが、退職代行を利用して会社を辞めた場合、勤めていた会社の同僚との人間関係が悪化する恐れがあります。

やはり退職の挨拶もなく突然仕事を辞めてしまうことは、印象がいいとは言えません。

一緒に働いてきた同僚の中には裏切られた気分になる人もいるでしょう。

退職代行を利用するということは切羽詰まった状態なのかもしれませんが、お世話になった人や親しくしていた人には、事前に挨拶してから退職する方が人間関係に悪影響が少ないです。

もし何も告げずに会社を去るつもりなら、元同僚との関係性が悪化する可能性があることを覚悟しておく必要があります。

引継ぎは最低限しておく

退職代行を利用して退職する場合でも、最低限の引継ぎ業務はしておくようにしましょう。

退職後も会社から引継ぎについての連絡が来る可能性がありますし、稀なケースですが、会社から「損害賠償請求」されてしまう恐れもあります。（ほとんどが脅し文句で終わる場合が多いですが）

業種や職種によっても異なるかもしれませんが、引継ぎは直接会社に行って後任者に事細かに教える必要もありません。

業務の流れやデータの保管場所、仕事関係者の連絡先などを書面にまとめて会社に送るだけで十分なことも多いです。

引継ぎは義務ではありませんが、しなればトラブルの種になりえるので、即日退社を考えている場合、迷惑をかけない程度には引継ぎの準備をしておきましょう。

入金後は返金できない

もし退職代行ガーディアンに入金した後、自分で退職した場合、返金対応を行っていません。

というのもTwitterに以下のようなツイートがありました。

退職代行ガーディアンに限らず、他社の退職代行サービスでも料金支払い後の返金を受け付けていないところも多いので、退職代行サービスは基本的に返金不可ということを覚えておきましょう。

退職代行ガーディアンの気になるQ&A

退職代行ガーディアンを利用する前に知っておきたいQ＆Aを紹介します。

会社から連絡はきますか？

基本的に会社から連絡が来ることはありません。

退職代行ガーディアンでは会社に退職手続きの連絡をした際、「本人には連絡しないように」と伝えています。

万が一、かかってきたとしても無視して問題ないです。退職代行ガーディアンが対応してくれます。

即日退職は可能でしょうか？

即日退職は可能です。

相談した当日から出社する必要はありません。

就業規則で「〇ヶ月前の申告が必要」とあっても問題ないので、まずはLINEか電話で相談してみてください。

料金の後払いはできますか？

退職代行ガーディアンでは、料金の後払いを受け付けていません。

クレジットカード払いか銀行振り込みでの支払いが必要です。

また、銀行振り込みの場合、振込明細の画像があればスムーズに手続きが進みます。

給与はちゃんと支払われる？

退職代行を利用して辞めたとしても、給与はしっかり払われるので安心してください。

労働基準法24条には「賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない」とあります。つまり、会社は従業員に対して給料の支払い義務があるということです。

たとえ退職代行で会社を辞める社員であっても、その義務は果たさなければなりません。そのため、退職代行を利用した場合でも、働いた期間の給料はきちんと支払われるので安心してください。

もし、会社側から給与の支払いを拒まれたとしても、退職代行ガーディアンは代理人として会社と交渉できる権利を持っているので、相談すれば解決してもらえます。

次の転職活動に影響はない？

退職代行を利用して会社を辞めた場合でも「自己都合での退職」になるので、転職活動に悪影響はありません。

そもそも自分で言わない限り、退職代行を利用して退職したことはバレません。

もし、転職活動中で注意することがあるとすれば、退職理由についてです。

どこの会社の面接でも退職理由は聞かれることになりますので、そこでネガティブな理由を話してしまえば、自身の印象が悪くなってしまいます。

退職理由に気をつけて、退職代行を使ったことを自分から言わなければ、退職代行を利用したとしても特に転職活動に影響が及ぶことはないので安心してくださいね。

有給は消化できる？

退職代行ガーディアンを利用した場合でも、有休は消化できます。そもそも有休消化は企業の義務です。

労働基準法には、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者（管理監督者を含む）に対して、年次有給休暇の日数のうち、 年５日については使用者が時季を指定して取得させることが義務付けらています。

そのため、退職代行を利用して会社を辞めたとしても、労働者として有休を消化できる権利はあります。

もし会社側がこの義務を放棄すれば、罰金を払わなければなりませんので、会社としても社員の有休消化を無視することはしたくないはずです。

会社側がごねたとしても、退職代行ガーディアンは代理人として会社と交渉できる権利を持っているので、その一件も任せられます。

退職代行ガーディアンの口コミ・評判まとめ

当記事で紹介した退職代行ガーディアンのポイントは次の通りです。

退職代行ガーディアンの運営元は東京都労働委員会に認証されている「東京労働経済組合」です。そのため、サービスの信頼性には問題なく、安心して頼れる退職代行業者と言えるでしょう。

さらに、退職代行ガーディアンは未払いの賃金・残業代などについての代理交渉が可能です。

本来は弁護士以外が営利目的で、契約に関する交渉を代理することは非弁行為といって禁じられています。

しかし、運営元である東京労働経済組合は法適合の合同労働組合のため、自身の代わりに会社と未払いの賃金・残業代などについて違法性なく交渉可能です。

さらに弁護士に依頼すれば約50,000円の費用が掛かりますが、退職代行ガーディアンは一律29,800円（税込）なので、比較的安価で代理交渉を任せられます。

雇用形態や年齢、連絡回数、連絡の時間帯で追加料金が発生することはないので、お金のことは気にせず納得するまで相談できますよ。

また、即日対応が可能なので、スムーズにいけば相談した日から会社に行く必要もありません。相談の受付は土日や深夜帯でも可能な限り対応しているそうなので、憂鬱な日曜日の夜だとしても連絡できます。

会社が辛くてどうしても行けないという人は、今すぐにでも退職代行ガーディアにLINEで相談してみましょう。