仕事を辞めたいと思っても、やりたいことが分からないと辞めるべきか迷ってしまいますよね。
分からないまま転職しても、また同じ悩みを繰り返してしまいそうですし…
この記事では、仕事を辞めたいけど何がしたいか分からない人に向けて、10つの対処法とやりたいことの見つけ方のヒントを紹介しています。
仕事を辞めるべきか迷っている人のために「仕事の辞めどきがわかる10つのサイン」も解説しています。
今の環境に不満を感じている人の、自分の将来や仕事の価値観を考えるきっかけになれば幸いです。
- 何がしたいか分からない人の対処法
- 仕事を辞めるべきサイン
- やりたいことの見つけ方のヒント
- 自分が何がしたいのか分からないと悩んでいる人
- 仕事を辞めるべきか悩んでいる人
- 仕事を辞めたいけど次がないと心配な人
目次
仕事を辞めたいけど何がしたいか分からない人の対処法10選
まず初めに、「仕事をやめたいけど何がしたいか分からない」と悩んでいる人に向けて、対処法を10つ紹介します。
何がしたいか分からない状態から抜け出すヒントとしてご一読ください。
1.自分の気持ちを書き出してみる
仕事を辞めたい気持ちややりたいことなど、思ったことをすべて紙に書き出してみましょう。
少しでも興味のあることや今思っている気持ちなど、すべて吐き出すことで今の心境や仕事に対する向き合い方も整理できます。
やりたいこと、挑戦してみたかったこと、時間があったらやってみたかったことなど、興味のあることから次に挑戦したい仕事が見つかるかもしれません。
2.他業種で働く友人と話してみる
自分とは異なる業種で働く友人に話しを聞くと、自分の視野も広がります。
友人の仕事に興味がでたり、考え方に刺激を受けたり、やりたいことを見つけるヒントがもらえるでしょう。
仕事をやめた方がいいか続けるべきか悩んでいる人も、会社以外の人に相談できる良い機会です。
3.好きだったことや趣味を思い出してみる
昔好きだったことや、趣味にしていたことを思い出してみましょう。
なんとなく過ぎていく日々の中で、好きだったことを忘れてしまっている大人は多いです。
「そういえば昔好きだったな」という趣味を思い出すと、何がしたかったのか、何に惹かれて今の会社に入社したのか思い出すきっかけとなるでしょう。
4.新しい仕事に目を向ける
何がしたいか分からないから仕事を辞められない人は、今とは異なる新しい仕事に目を向けてみましょう。
どんな仕事があるのか調べてみたり、業務内容を調べてみると、意外と興味を引く仕事が見つかるかもしれません。
何がしたいのか分からないと悩んでいる時は、もしかしたら今の仕事に興味がない、自分にはあっていないと感じている可能性があります。
視野を広げることで、「やってみたいかも」「おもしろそう」と感じる仕事が見つかるかもしれません。
5.副業を始めてみる
やりたいことが分からないと悩んでしまう時は、副業を始めてみることをおすすめします。
興味のあったことを副業から始めると、仕事を辞めるリスクなく新しいことへ挑戦できます。
また、副収入ができるとお金稼ぎの楽しみができて、何がしたいか分からないという悩みも軽減されるでしょう。
副業がきっかけでやりたいことが見つかり、仕事を辞められたという方も多いですよ。
始めやすいおすすめの副業は以下のとおりです。
- Webライター
- データ入力
- スキルの販売
- SNS運用代行
- せどり
- 動画投稿
- アフィリエイトなど
6.休日にリフレッシュをする
普段あまり出かけない人も、休日にリフレッシュのために出かけてみると良いでしょう。
行ってみたかったカフェに行ってみたり、旅行に行くのも良いですね。
もしかしたら、仕事を辞めたいと思うのは、仕事ばかりで疲れてしまっているだけかもしれません。
リフレッシュのために出かけてみて、改めて今の仕事のことや、やりたかったことに向き合ってみると良いでしょう。
7.今の仕事にやりがいを見出してみる
普段任されている仕事の中で、やりがいを見つけるのもありです。
何がしたいか分からないと悩んでいる人は、今の仕事で何かやりがいを作ってみると、仕事に対するやる気も回復するかもしれません。
とくに、「なんとなく仕事を辞めたい」と思いながら働いている人は、モチベーションを上げられる考え方を作ってみると仕事に張りが出ますよ。
そのうえで、「やっぱりつまんないかも」と思うなら、他の仕事や職種にも目を向けてみると良いでしょう。
8.スキルアップのための勉強を始める
スキルアップやキャリアアップのために必要な勉強を始めてみると良いでしょう。
昇給やキャリア転職に必要な知識を調べてみて、勉強を始めると良いですね。
何がしたいか分からない場合、まずは今の職場や業界で上に上がるために勉強をすると、モチベーションアップに繋がります。
資格取得や試験合格という目標ができると、その先のやりたいことや、収入アップのために仕事を辞める決断のきっかけにもなるでしょう。
9.求人サイトを調べてみる
求人サイトを調べると、「やってみたい」と思える職種が見つかる可能性があります。
何がしたいか分からない状態を抜け出すには、新しいことに触れる機会を増やすのも解決法の1つです。
今の仕事に不満があるのか、人間関係が嫌で仕事を辞めたいと思っているのか、いろいろ調べるうちに自分の気持ちに気づけるでしょう。
「仕事内容に不満はないけど収入を上げたい」「人間関係をリセットしたい」など、転職して新しい環境に移るか、もう少し頑張るべきか考えるきっかけになります。
10.キャリア相談で自己分析してみる
キャリア相談で自己分析をしてみると、自分の適性や強みが見つかるきっかけとなります。
転職エージェントなどを利用すると、キャリアアドバイザーと一緒に自己分析を行い、適性や適職を見つけられます。
何がしたいか分からないと悩んでいる方は、まずは自分の適性を見つけてみると良いでしょう。
同じ仕事内容でも業界は選べるので、興味のある業界への転職も選択肢に入れられます。
「1人では答えが見つからない」と行き詰まりを感じている方は、第三者の意見も参考にしてみましょう。
仕事を辞めたいは甘えではない
「仕事を辞めたい」は甘えではありません。
確かに、「なんとなく辞めたい」と周りに相談しても、それは甘えだと言う人もいるでしょう。
とはいえ、アンケート調査の結果、会社を辞めたいと思ったことがある人は88.9%というデータも存在します。
自分の考えが甘いと仕事を辞めたいと感じているのは自分だけではありません。
辞めたいと思う理由が明確であれば、理想の環境を手に入れるために、転職する選択肢もありです。
仕事を辞める人の8つの前兆
ここでは仕事を辞めそうな人の前兆を8つ解説しています。
どのような特徴があるのか見ていきましょう。
1.退社時間が早くなった
急に退社時間が早くなった人は仕事を辞める前兆が現れているのかもしれません。
仕事を早く切り上げて帰ってしまうのは、もう今の職場に興味が薄くなってしまっている、もしくは次の仕事に気持ちを切り替えている可能性があります。
終業時間だけ割り切って仕事をこなしている状態なのかもしれません。
2.遅刻や休みが増えてきた
遅刻や休みが前より増えている場合、それは仕事を辞める前兆の可能性があります。
有給の日程調節、またはどのくらい残っているか気にし始めている人も辞めることを考えているかもしれません。
急な休みや遅刻は周りに迷惑がかかるため、もし自分が転職するときは、最後まで手を抜かずに円満退社を目指しましょう。
3.仕事にやる気が見られない
仕事へのモチベーションが著しく落ちたと感じる人は、もうすぐ辞めてしまうかもしれません。
これまで普通にこなしていた仕事も、明らかに嫌々やっている態度が見られたり、休憩の頻度が上がるといった人もいます。
会議で発言しなくなったりといった方も、次を考えているのかもしれません。
4.同僚と会話が減ってきた
会社の同僚や上司との会話を避けていると感じる人は、辞めたいと考えている可能性があります。
反対に、あきらかに友好的な態度を示すようになった人も、円満に退職を考えている場合もあるでしょう。
極端に態度を変えるとあまり良い印象が残らないので、今まで通り接するのが良いですね。
5.会社の不満を言わなくなった
いままで同僚と会社の不満を言っていた人が、急に言わなくなった場合は辞める前兆と考えられます。
不満を言わなくなったということは、今の会社に未練がないのかもしれません。
転職活動を始めていたり、転職先が決まってるケースも考えられます。
悩んだうえで、今は晴れやかな気持ちで未来に向かって行動しているのでしょう。あまり追求しないのが良いかもしれないですね。
6.新規事業への参加を渋る
新規事情の話がでても参加を渋る態度を見せる人は、転職を考えている可能性が高いです。
新しい仕事を増やさないようにしているのと同時に、今の業務の整理を始めていたら、次の仕事を考えていると考えられます。
周りが請け負っている仕事量や内容を聞いてくるそぶりも、引継ぎの前準備と考えていいでしょう。
今の仕事には、すでに興味がないのかもしれませんね。
7.付き合いが悪くなった
食事の誘いや飲みの場を避けるようになった場合も、仕事を辞める人の前兆かもしれません。
付き合いが悪くなったと感じる人は、会社が終わってから転職活動をしている可能性があります。
企業リサーチや企業との面接など、真剣に転職活動をするとなると、仕事以外の時間は大切です。
とはいえ、付き合いが悪くなる理由がすべて転職活動とは限りません。何か悩んでいる様子があれば、声を掛けてあげると良いでしょう。
8.資格取得に興味を持ち始めた
資格取得に以前より興味を持ち始めた人は、辞める選択肢を視野に入れている可能性があります。
今の職場で給与アップのために資格を取る場合もあるので一概には言えませんが、転職のためにスキルアップを狙っているケースもあります。
今の職場というより、業界で役立つ資格や他業種の資格に興味が強い人は、転職のための準備をしているのかもしれません。
前向きな行動の結果の場合も多いので、できれば応援してあげたいですね。
仕事を辞めるべき5つのサイン
仕事をやめた方がいいか迷っている人は、「仕事を辞めるべき5つのサイン」を参考に考えましょう。
とくに精神面で負担に感じる、体調に現れ始めている人は要注意です。
1.ストレス診断の結果が著しく悪い
会社で行うストレス診断の結果があきらかに悪い場合、今の仕事を辞めるべきサインと考えていいでしょう。
2015年から義務化されたストレスチェック制度で「高ストレス者」に該当した場合、医師との面接を受けられます。
今の職場に強いストレスを感じている可能性が高いので、一度医師に相談してみると良いでしょう。また、一番のストレスである、今の職場から離れる選択肢も考え始めた方が良いかもしれません。
2.朝起きられなくなった
朝体を起こすのがしんどい、きついと感じる人は、今の職場に対して体が拒否反応を起こしている可能性があります。
とくに会社がある平日の朝が辛いと感じる場合、仕事に向かうのがストレスになっているのでしょう。
「会社に行くのが億劫だ」という気持ちは誰もが抱えていますが、「精神的に無理かもしれない」と思いつめている場合、重度ストレス反応も考えられるので要注意です。
3.会社に向かうと体調が悪くなる
電車の中など会社に向かい始めると体調が悪くなる人は、辞めた方がいいサインが出ているかもしれません。
以下の体調不良が出ている場合、重度であればあるほど危険信号がでていると考えましょう。
- 気分が悪くなる
- 吐き気がする
- 強いストレスを感じる
- 動機
- めまい
- 頭痛
- 腹痛
- 下痢など
薬を服用して通う人もいますが、無理をしすぎるとうつ病を発症するリスクも高くなります。
「まだ大丈夫」と頑張りすぎる人ほどうつ病になる可能性が高いことを知っておいてください。
5.モラハラやパワハラに慣れてきた
気づいたらモラハラやパワハラに慣れている自分がいる。そう感じた人は、仕事を辞めるべきサインがでています。
上司から受ける暴言や無理な仕事の押し付けが常習化し、慣れてきていると感じたら辞めるべきです。
今いる環境は、あなたにとって良い環境とは言えません。
もし給与が良いからなど、納得できる理由があって続けているのであればいいかもしれません。ですが、ストレスを受けている状態に気付いていない自分がいるのであれば、急にぷつりと、気持ちの糸が切れてしまうリスクがあります。
「今の職場に居続けて大丈夫か」と、今一度自分自身の気持ちと向き合ってみましょう。
4.精神的に限界を感じている
「精神的に限界かもしれない..」と感じている人は、今すぐやめた方がいいサインを受け取っています。
気持ちの面で限界に近い場合、今の環境を変えるために転職を考えましょう。
「今すぐ辞めたい」「精神的に限界…」と感じている人は、退職代行を利用して即日退社という選択肢もあります。
無理をして今の会社を続ける意味も必要もありません。
周りは気にせず、自分自身の気持ちと心を守る行動を取りましょう。
仕事の辞めどきがわかる10つのサイン
仕事の辞め時を迷っている人向けに、「仕事の辞めどきがわかる10つのサイン」をお伝えします。
当てはまる項目が多い人ほど、辞め時のサインを受け取っていると考えましょう。
1.会社への不満が態度に現れだした
会社の不満が限界に達して、態度に現れだした時は辞めどきかもしれません。
上司への態度が悪くなったり、仕事が適当になってきていると感じたら、今の職場は合わないと見切りをつけるのもありです。
今の職場で「頑張れる理由」が1つも浮かばない人は、新しい環境へチャレンジした方が自分のためでしょう。
仕事を辞めたいけど何がしたいか分からない場合は、求人サイトを調べてみるところからスタートしましょう。きっと気になる職種や仕事内容に出会えるはずです。
2.やる気やモチベーションが著しく低下した
今の仕事にまったくやる気を感じない状態の人は、辞め時のサインかもしれません。
モチベーションが低下した理由を洗い出し、その上で今の職場に魅力が全くないのであれば居続ける必要はないでしょう。
転職を考える際は、自分は仕事に対して一番何を望むのかよく考え、希望条件の優劣を付けると良いでしょう。
例えば、以下の希望条件を参考に次の仕事を選ぶと良いですね。
- 収入を上げたい
- 年収500万、700万円以上が
- あまり忙しくない職種
- 資格を活かせる仕事
- 経験やスキルを考慮した給与
- 頑張り次第で年収アップが見込める
- 週2日は休みを確保したい
- 家から近くがいいなど
3.今の職場で成長を感じない
今の職場にいても成長を感じないと悩んでいる人は、他の仕事も考えてみましょう。
成長を感じないと思っている人は、気持ちを返せば「スキルを身に着けたい」「活躍できる現場で仕事をしてみたい」と前向きになっているタイミングです。
頑張りが評価される会社の方があなたに合っている可能性が高いので、転職エージェントのアドバイスも受けながら転職活動をしてみると良いでしょう。
興味のある職種や、やりがいが見出せる職場が見つかるかもしれません。
4.残業や休日出勤のストレスがひどい
残業や休日出勤が当たり前の職場で、ストレスがひどい場合は辞め時のサインと捉えましょう。
ましてサービス残業の職場の場合、頑張っても評価されないストレスがたまっていきます。
会社への不満もピークに達した時、急に頑張れなくなってしまう危険もあるため、今の職場はやめた方がいいと判断しましょう。
「同僚に迷惑がかかる」「家族がいるから辞められない」という悩みを解決するために、転職エージェントでサポートを受ければ次の仕事が決まった状態で辞められます。
アドバイザーには仕事の悩みやキャリアの相談もできるので、無料相談だけでもすっきりするかもしれません。
5.尊敬できる上司が誰もいない
尊敬できる上司が1人もいない職場は辞める選択肢をとっても良いでしょう。
誰も尊敬も信頼もできないと感じているのであれば、その職場は良い職場環境とは言えません。その分同期と頑張って盛り上げる、他の部署には頼れる人がいるなど、頑張れる理由があれば留まるのもありです。
転職したら良い上司に巡り合える可能性もあります。
行動する人に良い出会いはあるため、環境を変えてみるのも1つの手段です。
6.人間関係の悩みに疲れた
人間関係がうまくいかない、周りと合わないといけない不満を抱えている場合、仕事の辞め時とも受け取れます。
会社を辞めたいと思った理由で1番に挙げられるのが、「人間関係の悩み」です。
人付き合いで悩んだことがないという人は、ほぼいないと言っていいでしょう。
ここで注意すべき点が1つ、人間関係の悩みは転職してもまたあるかもしれないということです。
「良い職場という評判だから転職したのに、結局人間関係で悩んでいる」という人は少なくありません。
相手の嫌なところばかり見ていないかなど、自分で改められるところは改め、人間関係や仕事に対して妥協案を作ると気持ちが楽になりますよ。
7.給与が安いまま上がる見込みがない
「頑張りが認められない」「昇給の目途がない」など、給与が上がる見込みのない職場で不満を感じたら辞め時のサインです。
仕事を辞めたいと思い始めたら、給与面など今の職場にいるメリットがあるのか調べてみると良いですね。
頑張り続けたら昇給する見込みがあれば、「もう少し今の職場で続けてみよう」とモチベーションアップに繋がります。
収入を上げたいと思ったら、今のスキルのまま転職するだけで収入が上がる可能性もあります。
また、高収入が見込める職種へ転職や、そのための資格取得を頑張ってみるのも良いでしょう。
8.退職のことばかり頭に浮かぶ
毎日のように退職のことばかり考えてしまう人は、今の職場にいるのが苦痛と感じているのでしょう。
また、すでに今の職場から気持ちが離れている可能性が高く、それでは業務にも支障をきたしかねません。
有給休暇などを利用して少しリフレッシュしてみると、気持ち新たに頑張れる場合もありますよ。
それでも今の職場に気持ちが戻らないのであれば、環境を変えるのもありです。「仕事を辞めたいけど何がしたいか分からない」と感じる人は、「やりたいことの見つけ方のヒント」などを参考にしてみてください。
9.自分も部下にモラハラを始めた
自分が嫌な思いをしていたはずのモラハラを、部下にしだしたら辞め時です。
モラハラやパワハラが当たり前の職場に長くいると麻痺してしまい、いつの間にか自分自身も後輩に同じことをしている可能性があります。
「自分が先輩になったら部下にあんな言い方はしない」と思っていたはずが、職場の雰囲気に流され、忘れてしまうこともあるでしょう。
そんな自分に気づき、嫌気がさしたらすぐに転職活動を始めましょう。
転職が決まったら部下には一言声をかけたいですね。
10.業績悪化で給与が下がり始めた
今まで支給されていたボーナスがカットされたり、給与があきらかに下がったら辞め時かもしれません。
会社の業績悪化に伴う人員削減やボーナスカットなど、極端に収入が下がったときは他に移るのも検討しましょう。
元の給与より低い転職先を選ばないためにも、転職エージェントを利用しながらじっくり次を考えるのが定石です。
焦って転職をして失敗はしないよう、慎重に選んでいきましょう。
仕事を辞めたいけど何がしたいか分からない人へ。やりたいことの見つけ方のヒント
ここでは「仕事を辞めたいけど何がしたいか分からない」と悩んでいる人に向けて、やりたいことの見つけ方のヒントを紹介しています。
何がしたいか分からないと身動きできない人は、できることから行動に移してみましょう。
得意分野や好きなことを理解する
仕事やプライベートを含め、得意分野や好きなことを書き出してみましょう。
業務フローの中でこの部分が得意かもと分かれば、他業種でも活かせる可能性があります。
また、好きなことが分かれば、興味の湧く職種も見つけられるでしょう。
自分自身と向き合い、少しでも興味のあることを広げてみると、やりたいと思える仕事や趣味も見つかるかもしれません。
仕事に対する価値観を考える
仕事に対して、自分は何に価値を見出しているのか考えてみましょう。
何のために働いているのか、やりがいや目標とする存在などを明確にしてみると良いですね。
以下で紹介する仕事に対する価値観も参考にしてくださいね。
- 高収入であることが1番大事
- 上に立って統率する側に立ちたい
- コミュニケーションを極力しなくていい仕事
- ライフワークバランスのとれた仕事
- 子育てママが働きやすい環境
- 自分の能力を思う存分発揮できる職場
- なにより安定を求める
- 創造力を活かせる仕事
- スキルが磨ける環境
- 社会の役に立てている実感など
人生設計・将来設計を立てる
人生設計・将来設計を立てるとおのずとやりたいことが明確になります。
目標のために何をしないといけないのか、どのような環境に身を置くべきかなど、仕事を探すうえで手掛かりとなるでしょう。
転職エージェントでは転職のプロであるアドバイザーのもと、キャリアプランのアドバイスも受けられます。
1つの転職エージェントにこだわると視野が狭くなってしまうので、3つほど試してみることをおすすめします。
やりたくないことをはっきりさせる
やりたいことを見つけるために、やりたくないことを明確にするのも1つの方法です。
ここまではやりたいことやキャリアプランを明確にする話しをしてきました。
さらに、「やりたくないこと」をはっきりさせるとより自分の道筋が見えてくるでしょう。
やりたいことがあって、そのために仕事をしているという人は多くはありません。
何がしたいかわからないという悩みはみんな抱えていると考えて、まずはやりたくないことから考えてみましょう。
転職エージェント
「仕事を辞めたいけど次がない」と辞められない人は、年代に合った転職エージェントを活用してみましょう。
働きながら転職活動をするのは大変ですが、やりたいことを見つけるきっかけや、環境を変えられるきっかけになるでしょう。
20代が使うべき転職エージェント:ハタラクティブ
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
タイプ | 20代の就職・転職支援サイト |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
サポート期間 | 記載なし |
参照:公式サイト
ハタラクティブは既卒や第二新卒など、20代が対象の転職エージェントです。
フリーランスからの就職支援にも力を入れており、キャリアが浅い人に強い傾向があります。
「やりたいことが見つからない」「転職すべきか迷ってる」といったお悩みで相談する人も多いですよ。
最短2週間で内定獲得、就職成功率80.4%のハタラクティブなら、相談する価値があるといえるでしょう。
30代が使うべき転職エージェント:リクルートエージェント
運営会社 | 株式会社リクルート |
タイプ | 総合型 |
公開求人数 | 408,036件(2023年10月時点) |
非公開求人数 | 278,605件(2023年10月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
サポート期間 | 3ヵ月程度 |
参照:公式サイト
リクルートエージェントは豊富な求人数が強みの転職エージェントです。
選択肢が多いほど自分に合った求人も見つかりやすいので、転職エージェントを迷った際に選択肢に入れたいサービスでもあります。
また、取り扱う職種の数もかなりの数が期待できるため、何がしたいか分からないと悩んでいる人も、やってみたいと思える仕事に出会えるでしょう。
40代が使うべき転職エージェント:doda(デューダ)
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
タイプ | 総合型 |
公開求人数(非公開求人を含む) | 229,846件(2023年5月時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
サポート期間 | 基本無制限 |
参照:公式サイト
doda(デューダ)は、多くの職種や業界の仕事が見つかる総合型の転職エージェントです。
リクルートエージェントと同様に、豊富な求人と知名度が魅力といえます。
また、転職フェアやセミナーなど、転職に関するコンテンツも充実しています。
他にも、スカウト機能が使えたり、転職サイトのように企業に直接応募もできるので、自分のペースで転職活動を始めてみたい人にもおすすめです。
仕事を辞めたいけど何がしたいか分からない人に多い質問と答え
最後に「仕事を辞めたいけど何がしたいか分からない」と悩んでいる人に、よくある質問と答えをまとめて紹介します。
同じ悩みを持つ人が考える疑問も多いので、参考になる答えも多いはずです。
辞めた方がいい職場の特徴は?
辞めた方がいい職場の特徴は主に以下のとおりです。
- あきらかに人手が足りていない
- モラハラパワハラが常習化している
- サービス残業を強いられる
- 試食率が高い
- 人間関係が悪い
- 職場の雰囲気が悪い
- 給与の未払いがある
- 体調不良になる
仕事を辞めるなら何月?
年末や年度末である、12月や3月に辞める人が多いです。
他にもボーナスが支給されてから辞めるという意見もあります。
仕事に行かなくなった方がいいサインは?
「会社に行くのが辛い」など、精神的にきついと感じ始めたら行かなくなった方がいいサインです。
頑張りすぎるとうつ病を発症する心配もあるので、無理は禁物です。
有給休暇を使ってリフレッシュしたり、思い切って転職して環境を変えるのも良いでしょう。
女性が仕事を辞めるべきタイミングは?
女性ならではの理由としては、「子育てとの両立が難しくなったタイミング」が挙げられます。
年齢や環境に合わせてライフワークバランスも変わっていくため、今の状況や働きやすさを考えて職場を選ぶと良いですね。
仕事は何ヶ月で辞めれる?
最短2週間で辞められます。
しかし、会社の就業規則では「提出届は退職日の2ヵ月前に提出すること」などの記載がある場合があります。
できるだけ円満退社を目指すためにも、就業規則を守るといいかもしれません。
どうしても今すぐ辞めたい場合、民法の「2週間で退職できる」というルールを元に、会社と相談してみてください。相談できる相手でなければ、退職代行も使いましょう。
参考:民法 | e-Gov法令検索
「仕事辞めたい」何割の人が感じてる?
Biz Hitsの調べでは、仕事を辞めたいと思ったことがある人は88.9%です。
約9割の人が仕事を辞めたいと感じているという結果となりました。
参考:Biz Hits【1000名に聞いた】会社を辞めたい理由ランキング!悩んだ際の相談相手や対処法も解説
仕事が合わないと感じるサインは?
今の仕事が合わないと感じるサインは主に以下のとおりです。
- いくら頑張っても成果がでない
- 成長を感じない
- ミスが多く改善できない
- 他の仕事の方が興味がある
- やりがいや達成感を感じない
- 後輩に抜かれる気がする
環境を変えたいなら思い切って退職して前へ進もう
仕事を辞めたいけど何がしたいか分からないと感じている人は、今の仕事や環境以外にも視野を広げてみましょう。
自分とは異なる職種で働く友人と話してみるのも1つの方法です。また、求人サイトを調べてみると、興味の湧く仕事が見つかることもあるでしょう。
仕事を辞めたいと思っている人も、何がしたいか分からないと悩んでいる人はたくさんいます。
焦らず自分のペースで、仕事に向き合ってみてください。