Souです!フリーのWebライターとして稼ぎつつ、今まで50名以上の方にWebライティングやマーケティングを教えてきました。
講師をやっていると下記のような質問をよくいただきます。
Webライターとして活動していますが、ブログはやったほうがいいですか?やったほうがいい理由があったら教えてほしいです。
本記事ではこちらの要望にお答えして、「Webライターは絶対にブログをやるべき理由と稼ぎ方の違い」というテーマで解説します。
「Webライターはブログもやったほうがいい?」「Webライターがブログをやるメリットは?」
このような疑問がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
✔︎ 筆者の経歴
- 未経験からフリーのWebマーケターに転身
- 300社以上の企業のWebマーケティングコンサル実績
初めまして、Sou(
@Sou_Gadget)です!未経験からWebマーケティング業界に参入し、現在はフリーで企業へのWebマーケティング支援をしています。これまで300社以上の企業のWebマーケティングコンサルをしてきました。
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目次
Webライターとブログの稼ぎ方の違いとは
Webライターとブログの稼ぎ方の違いを見ていきましょう。
それぞれ、「どうやって収益を得ているか」といったポイントを詳しく解説します。
Webライターの稼ぎ方とは
Webライターの稼ぎ方とは、クライアント(取引先企業)から依頼されたテーマで記事コンテンツを制作し、納品して報酬を得るビジネスモデルです。
報酬はWebライターによってバラバラで、文字単価0.3円の方もいれば、文字単価50円を超える方もいます。一方でも文字単価ではなく、1記事の単価あたりで報酬をもらっているWebライターも存在します。
また業務範囲や執筆レベルによっても報酬は変わりますので、「世の中のWebライターはこれだけの報酬をもらっている!」と一概にも言えません。
とはいえ、記事コンテンツを制作すればするだけ報酬はもらえるので、忙しくても副業やフリーランスで安定した収入を得たい方におすすめな仕事です。
続いては、ブログの稼ぎ方について解説します。
ブログの稼ぎ方とは
ブログの稼ぎ方は運営者によって様々です。
例えば、ブログに企業の広告を掲載しアフィリエイトという仕組みで稼ぐ方もいれば、自分の電子書籍や動画コンテンツを作って販売している方もいます。もちろん、両方やっているブロガーも存在します。
ただ一つ共通して言えるのは、Webライターと違って労働しなくても収益が発生するということです。
つまり、自動で稼ぐ仕組みが作れるわけです。インターネット上にあなた専用の自販機を設置するようなイメージをしてもらうと、分かりやすいかなと。
しかしながら、ブログ収益が発生するようになるまでは時間がかかりますし、当然収益が発生しなければいくら記事を作っても収入は0です。
このように、Webライターとブログの両者には良い点と悪い点があります。これからブログを始めるなら、前提知識はしっかり理解しておきましょう。
次の章では、現役Webライター兼ブロガーの私がブログをおすすめする理由について解説します。
Webライターにブログをおすすめする理由
Webライターにブログをおすすめする理由は次のとおり。
- Webライターのデメリットをカバーできる
- 実績としてアピールできる
- セールスライティングが身につく
- WordPressの操作が身につく
- ディレクションを経験できる
それぞれの理由を深掘りして解説します。
Webライターのデメリットをカバーできる
1つ目の理由は、「Webライターのデメリットをカバーできる」からです。
Webライターのデメリットと言えば、次のような点が挙げられます。
- 労働集約型ビジネス
- いつ仕事を切られるかわからない
- 稼げる金額に限界がある
という感じで、基本的にWebライターは労働した対価として報酬を得るわけです。Webライターの中には月100万稼ぐ猛者も一定数いますが、そのような方もクライアントに契約を打ち切られれば収入が減りますし、収入を得るためには歳を取っても働き続ける必要があります。
一方で、ブログはそのようなWebライターのデメリットを完全にカバーしてくれます。
- 寝てても収益が発生するフリー型のビジネス
- 多数の広告主がいるため収益源がなくなる可能性は低い
- 稼げる金額は青天井
つまり、Webライターとブログは両者の良い点と悪い点を補えるので、めちゃくちゃ相性が良いわけです。
ぶっちゃけWebライターだけで稼ぎ続けるのはかなりしんどいので、ブログでも稼いでおくとメンタルが安定して理想の生活ができます。
ポートフォリオとしてアピールできる
当然のことながら、自分が運営しているブログはポートフォリオとしてアピールできます。
Webライターが制作した記事は、クライアント都合でほとんどの場合、公開不可能なことが多いですが、自分のブログであればそんな心配もありません。遠慮なくポートフォリオとして活用できますし、なんなら編集がされてない純粋な文章なので、クライアント側も採用の判断がしやすくなります。
また、「〇〇というキーワードでSEO1位を獲得しました」とか「ブログを1万PVまで伸ばしました」みたいなアピールポイントがあると、さらに印象は良くなります。それだけ実力があるという証明になるので、仕事が獲得しやすくなるのも当然ですよね。
個人的には、Webライターとして応募してきてくれる方がブログをやっていると安心します。やはり主体性があると判断できますし、日々試行錯誤する癖がついているので、納品してくれる記事の質も高いんですよね。シンプルに信頼できます。
このように、Webライターの活動でブログをポートフォリオとしてアピールするだけでも、文字単価・記事単価は爆上がりします。本当にWebライターにブログはおすすめです。
セールスライティングが身につく
ブログをやると、セールスライティングのスキルが身に付きます。
セールスライティングとは、商品やサービスを販売するための文章術のことです。セールスライティングができるようになると、一気に案件の単価が跳ね上がりますし、案件によっては月80万とか月100万が割と普通だったりします。
もちろん、Webライターとして活動する上でセールスライティングのスキルが身につかないこともないですが、やはりブロガーと比べると成長スピードは遅いです。
なぜなら、ブロガーは商品やサービスを売らないと、収益が発生しないから。つまり、ブロガーは試行錯誤するうちに必然的に身に付いているわけですね。
わかりやすい文章を書くWebライターが重宝されるのと同様に、セールスライティングができるライターの価値もどんどん上がっています。
WordPressの操作が身につく
Webライターに必要な能力の1つが、WordPressの操作スキルです。
ただ執筆できるだけじゃなく、執筆した記事をWordPressで入稿できるWebライターは重宝されます。とはいえ、WordPressの操作スキルがない状態で入稿案件を獲得するのは難しいため、クライアントワークでスキルを身につけるのが厳しいと言えます。
そこで役立つのがブログです。WordPressでブログを開設すれば、自分のブログでWordPress操作スキルを身につけられます。
自分のブログも企業のメディアもWordPressの操作方法はほぼ変わりません。WordPressが操作できるようになると、確実に単価が上がりますので、ブログで身につけることをおすすめします。
ディレクションの経験ができる
最後のおすすめする理由は、ディレクション経験ができるからです。
自分のブログを開設し、ライターさんを雇えば、案件をやらなくともディレクションを経験できます。プレイヤーとしてずっと稼ぐ意志があるなら別ですが、ディレクターの立場になって上流工程の仕事したい、という方にはディレクション経験が必須です。
さらにディレクションができるようになると、Webライターとして何倍・何十倍もの成長がきます。
というのも、人が書いた文章を編集するのは想像以上に難しく、Webライターの知識や経験がある程度ないとできないわけなんですよね。人が書いた文章を編集できるようになると、自分の文章を客観視して見れるようになるので、更なる成長ができます。
結果として、Webライターとしての単価アップにつながります。経験もないのにいきなりディレクション案件をやるのは難しいですが、ブログをやればある程度の実績を積めます。
ディレクションサイドに回って、ライターとして更なる成長がしたい方は、ブログでディレクションの経験を積んでみてはいかがでしょうか。
Webライターがブログをやってて良かったこと
Webライターで活動する上で、ブログをやってて良かったことがあります。
- ブログ経由で仕事がくる
- テストライティングが免除される
- 収入が安定する
それぞれ解説します。
ブログ経由で仕事がくる
SEOで上位表示できるようになると、そこ経由からWebライティングの依頼がくるようになります。
クラウドソーシングを経由していないので、依頼される案件の単価は高く、手数料もかかりません。クラウドソーシングの手数料に悩むWebライターはかなり多いので、ブログ経由から仕事がくるようになるとめちゃくちゃありがたいですよね。
もちろん、依頼がくるようになるにはそれなりの努力が必要ですが、クラウドソーシングで戦わなくて良くなるので、気持ち的にかなり楽になります。
手数料や単価の安さに悩まされなくなったので、「ブログやってて良かったなぁ」と思いました。
テストライティングが免除される
ブログをやっていると、テストライティングが免除される機会が多くなりました。
なぜなら、ブログの記事である程度の判断ができるからですね。プロの編集者の手が加わっていないので、その人の本当の実力を見ることができます。
そこでちゃんと記事を書けることが証明できれば、テストライティングは免除されます。ちょっとした優越感と自己肯定感が高くなるので、ブログはおすすめです。
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収入が安定する
Webライターだけの収入だと、どうしても不安定ですよね。
いつクライアントから仕事を打ち切られるかわかりませんし、メディア運営の予算がなくなる可能性だってあります。もし、そのクライアントだけに依存していたら、一気に収入は0です。
そのようなことになっても、ブログで稼げるようになっておけば収入は安定します。仕事が打ち切られても、ブログをポートフォリオにしていくらでも案件を獲得できます。
Webライターとブログの両方の収入源があったおかげで、かなり収入が安定するようになりました。
まとめ:Webライターならブログを今すぐ始めよう
最後なのでまとめると、Webライターならブログやりましょう。
私自身もWebライターなので良くわかりますが、ブログをやらない意味がありません。正直な話、Webライターの案件に応募してくる人たちでブログをやっていない方は、「本気でWebライターで稼ぐつもりがないのかな」と思ってしまうぐらいです。
それぐらい、Webライターの活動でブログはメリットしかないんですよね。稼げなくて消耗している方は、ブログやれば普通に解決できます。
というわけで、Webライター以外にも収入を得て、快適な働き方をしたい方はブログを始めてみてください。きっと、理想の働き方に一歩近づけるはず。
ブログの開設方法は以下の記事で解説していますので、よければご覧ください。
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