弁護士向けの転職エージェント を探していると、いくつもサービスがあって、どれに登録したらいいか迷いますよね。
転職を検討する弁護士の方の希望はさまざまです。そこで、今回はそれぞれの転職の希望に応じたおすすめの転職エージェント をご紹介します。
弁護士の転職事情も解説するので、転職が初めての方や久しぶりの方も参考になさってください。
LEGAL JOB BOARD 士業専門の求人サイト! 法律事務所やインハウスローヤーの転職に◎ 公式サイト ビズリーチ ハイクラス向け転職サイト! 企業の法務部門やコンサルタントへの転職に◎ 公式サイト doda 業界屈指の求人数! 企業の法務部門や未経験の転職に◎ 公式サイト
希望に応じた弁護士向けのおすすめ転職エージェント
弁護士向け転職エージェントを活用するおすすめの方法
弁護士の転職事情
転職エージェント選びで悩んでいる人
転職が初めてか久しぶりの人
未経験の業界や業種にチャレンジしたい人
目次
厳選!弁護士におすすめの転職エージェント3選をピックアップ
早速、弁護士におすすめの転職エージェントを厳選して3つご紹介 します。それぞれ強みが異なる転職エージェントなので、ご自分の希望に合わせて登録するサービスを選んでみてください。簡単な概要は次の表のとおりです。
LEGAL JOB BOARD 士業専門の求人サイト! 法律事務所やインハウスローヤーの転職に◎ 公式サイト ビズリーチ ハイクラス向け転職サイト! 企業の法務部門やコンサルタントへの転職に◎ 公式サイト doda 業界屈指の求人数! 企業の法務部門や未経験の転職に◎ 公式サイト
それぞれのサービスの詳しいメリットやデメリット、口コミは続きを読んで確認してみてください。
弁護士におすすめの転職エージェント比較一覧!
ここからは弁護士におすすめの転職エージェント を詳しくご紹介します。
転職エージェントのタイプは、総合型と特化型に分かれています。総合型は、幅広い業界や職種を扱う転職エージェントで、特化型は特定の業界や職種に特化した転職エージェントです。今回は弁護士業界や士業業界に特化したサービスが多いです。
弁護士資格を活かして転職したい方は基本的に特化型の転職エージェント を利用するのがおすすめです。なぜなら特化型の転職エージェントの方がキャリアと資格にマッチした求人が見つかりやすく、専門的なサポートが期待できるからです。
弁護士資格とは関係なく未経験の業界や業種に転職したい方は総合型の転職エージェント を少なくとも1つは選んでください。求人数が多い総合型の転職エージェントの方が、未経験でも求人を紹介してもらえるチャンスが増えます。
転職エージェントは合計で2つか3つ利用するのがおすすめです。興味のあるサービスをいくつか探してみてください。
LEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)
引用元:LEGAL JOB BOARD公式サイト
LEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)は、ダイレクトリクルーティングのサービスと専門エージェントのサービスが融合した士業専門の求人サイト です。弁護士向けの公開求人数は約300件(2023年4月時点)あります。
エージェントサービスで専門的なサポートが期待できるほか、ダイレクトリクルーティングサービスで採用担当者と直接やり取りができるのも強みです。LEGAL JOB BOARDは幅広い年代の方が使えますが、どちらかといえば若手向けの求人が充実 しており、特に20代や30代の方の転職におすすめしたいサービスです。
基本情報
参照:LEGAL JOB BOARD公式サイト
メリット・デメリット
メリット デメリット 法律事務所やインハウスローヤーの転職に強い ダイレクトリクルーティングが使える 若手や未経験可の求人が豊富 自分で直接応募する求人がある 地方の求人が少ない
LEGAL JOB BOARDのメリットは、まず法律事務所やインハウスローヤーの転職に強い ことです。エージェントは弁護士を担当するエージェントが在籍しているので、専門的なサポートが期待できます。。
また、ダイレクトリクルーティングサービスが使えるので、採用担当者と直接やり取りをしてスピーディーに転職することもできます。若手や未経験可の求人も豊富なので、特に20代や30代の転職におすすめです。
一方、デメリットは、メリットの裏返しでもありますが、自分で直接応募する求人がある ことです。直接応募の方がスピーディーな反面、条件交渉なども自分でやらなければならないため、人によっては負担でしょう。
また、地方の求人は少ないです。求人のほとんどが東京などの大都市であり、全く求人のない県もあります。地方での転職をお考えの方には使いにくいでしょう。
口コミ
活動中もしっかりサポートしてくださって、内定後のアフターサポートも充実していたので、本当にありがたかったです。ブラック事務所についても教えていただけたのも助かりました。(SHOTAKOBLOG調べ)
内定後のサポートもあり、ブラックな事務所の情報共有もしてもらえた という口コミです。アフターサポートや情報共有は転職エージェントを使う上で重視したい要素ですよね。この方は、LEGAL JOB BOARDで満足のできる転職活動ができたようです。
リーガルジョブボードで非常勤の案件があったので応募したんだけれど、1ヶ月音沙汰なしじゃないってことだね。 そいえば登録後にあった電話に忙しくて出られなかったので、一週間後に落ち着いてからメールしたけどその返信もない。 そろそろ本気出すかなww引用元:Twitter
この方の場合は、LEGAL JOB BOARDから連絡がなかった ようです。登録後の電話に出られなかったようなので、何か行き違いがあったのかもしれませんね。ただ、連絡がないというのは、そこまで頻繁に起こるトラブルではないはずです。
希望の事務所に早期に入所することができました。こんなに早く転職が決まるとは思っていませんでした。担当者のレスポンスも早くて、素早く動くことができました。(SHOTAKOBLOG調べ)
早期に希望の事務所に転職できたという口コミです。LEGAL JOB BOARDは利用者のペースに合わせて転職活動をサポート してくれます。今すぐ転職したい方にもじっくり転職したい方にもおすすめの転職エージェントです。
おすすめの人
法律事務所やインハウスローヤーに転職したい人
自分で直接応募もしたい人
東京や大都市で転職したい人
求人数やサポートも充実しているので、弁護士の資格を活かして転職したい方にはまずおすすめしたい転職エージェントです。
\ 弁護士資格を活かすなら /
ビズリーチ
引用元:ビズリーチ公式サイト
ビズリーチはハイクラス向けの総合型転職サイト です。弁護士の転職に特化しているサイトではないので、法律事務所などへの転職には使いづらいかもしれません。弁護士の方向けには企業の法務部門やコンサルタントの求人が豊富 です。
会員登録の後は、企業と直接やり取りをするか、ヘッドハンターのサポートを得るかを選べます。スカウトも届くので、思ってもみなかった企業との出会いもあるかもしれません。ビズリーチは無料でも使えますが、有料プランに加入すると、閲覧できる求人が増えるなど、より充実したサービスが受けられます。
キャリアや資格を活かしてハイクラス向けの転職をしたい方におすすめ です。
基本情報
参照:ビズリーチ公式サイト
メリット・デメリット
メリット デメリット 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上 企業と直接コンタクト可能 ヘッドハンターの評価がわかる 法律事務所の公開求人数は少ない 登録に審査が必要
ビズリーチのメリットは、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上とハイクラス向けの求人が充実している ことです。サービスの利用を始めた後は、ヘッドハンターからのサポートを受けられますし、自分で企業と直接コンタクトを取れます。
ヘッドハンターのサポートを受ける場合、ヘッドハンターの評価が見えるかたちになっているので、どのヘッドハンターからのサポートを受けるか判断しやすいです。
デメリットは、あくまで公開求人のみでの話ですが、法律事務所の求人数は少ない ことです。そのほかの弁護士向けの求人は多数あるものの、法律事務所に転職したい人には使いづらいかもしれません。
また、登録には審査が必要です。「経歴に自信がなかったけど通った」という声もあるので、そこまで心配しなくてもよいですが、登録ができない場合も考えられます。
口コミ
ハイクラス求人への転職を検討している際に、広告をFacebookで見かけたので、登録しました。他社の紹介サービスも活用していましたが、年収800万以上の求人数が圧倒的でした。ハイクラス求人に特化されていることもあり、サポートの方からも、多くのノウハウを教えて頂きました。 30代での転職は非常に悩みましたが、ビズリーチと出会えたことで、転職の踏ん切りがつきました。初めての事で戸惑うことばかりでしたが、最後までアドバイスを下さり、感謝しています。引用元:みん評
他社サービスも利用していたが、高年収の求人はビズリーチが圧倒的だった という求人です。ビズリーチを利用しながらハイクラス転職のノウハウも吸収できたようです。
ずっと定職には就いていたし、年齢的にも無理でしょと思って、こういう「転職サイト」には興味がなかったんですが、LinkedInで何度も会員登録のお誘いが来て、しつこいので試しに登録してみました。私の場合、職種がやや特殊で専門技能や資格のレベルだけは上がっていたので、専門職ということでピックアップされたのかも。ただ学歴や技能・経験年数は無駄に高いものの、バリバリの氷河期非正規だし、実際世間で思われてるほど給与は高くなかったのですが笑、ここでも専門職なので高給だろうと期待された模様。ためしに簡単に登録して職務要約だけ記入したら、情報不足で保留中だから更新しろとまたしつこく言われ、それから改めて職務経歴や年収情報を登録したら、今度は速攻で審査落ちの残念メールが届きました(苦笑)。引用元:みん評
ビズリーチに登録したものの、審査に落ちた という口コミです。ビズリーチはサービスを利用する前に審査が必要です。必ずしもサービスを利用できるとは限らないのはデメリットです。
転職活動で色々なツール使ったけど、なんやかんやで結局一番使い勝手のよかったツールはやっぱビズリーチだったな。特にヘッドハンターランクが良くて、Sランクの人と何人かあったけどこれというハズレがなかった。多分次転職する時もビズリーチは使うと思う。引用元:Twitter
ビズリーチではヘッドハンターにランクが付いていて、そのヘッドハンターの評価がわかります 。担当者の評価がわかる転職エージェントはなかなかないので、ビズリーチのユニークな制度といえます。
おすすめの人
ハイクラス向けの転職をしたい人
企業の法務部門やコンサルタントに転職したい人
弁護士の資格やキャリアを活かした転職をしたい人
企業を舞台にキャリアアップしていきたいなら、おすすめの転職エージェントです。
\ ハイクラス転職なら /
doda
引用元:doda公式サイト
dodaは業界屈指の求人数を誇る総合型転職エージェント です。弁護士の転職には特化していませんが、法律事務所の求人が約400件(2023年4月時点)、法務部門の求人が3,963件(2023年4月時点)あります。dodaは幅広い業界や業種をカバーしているので、弁護士ではない職種にチャレンジしたい方にもおすすめです。
スカウトサービスもある ので、意外な企業との出会いもあるかもしれません。しかし、あくまで総合型転職エージェントなので、弁護士向けの専門的なサポートを受けたい方は別のサービスを使った方が希望を叶えやすいでしょう。
基本情報
運営会社 パーソルキャリア株式会社 タイプ 総合型 公開求人数 189,993件(2023年4月時点) 非公開求人数 非公開 対応地域 全国+海外 公式URL https://doda.jp /
参照:doda公式サイト
メリット・デメリット
メリット デメリット 業界屈指の豊富な求人数 非公開求人の質が高い 企業からのスカウトもあり 転職の動きが遅くなる場合もある 担当者の質にばらつきがある
dodaのメリットは、業界屈指の豊富な求人数 です。求人数の多さは、特に未経験の業界や業種にチャレンジしたい方への大きな助けになります。また、dodaは非公開求人の質が高いとされているので、登録後に期待できます。スカウトサービスもあるので、企業側からのスカウトを待てるのも魅力です。
デメリットは、転職の動きが遅くなる場合もある ことです。dodaは企業担当者と転職担当者が分かれていることもあり、情報共有に時間がかかることがあります。
また、dodaは担当者の質にばらつきがあるという口コミもあります。転職エージェントではよくあることではありますが、サービスの規模が大きい分、ばらつきが気になる方が多いのかもしれません。
口コミ
年齢が上であっても、親身にご対応いただきました。いくつか登録していましたが、ここだけはお断りがありませんでした。他社には即、お断り、で登録したけどメールすら来ないことが当たり前だったので。転職が決まったのもここです。メールも電話も駆使して連絡がいただけますし、試験や面接で必要なことなども事前に教えていただけるので前もって準備して臨めるのが良かったです。また企業に直接言いにくい交渉も代わりにしていただけるので、精神的な負担が少ないのも良かったです。マッチングしている企業様からメールがかなりの量来るので諦めずに続けられました。引用元:みん評
この方は年齢が上だったようですが、断られることなくdodaを利用できたようです。面接などの事前準備もしっかりできたのに加えて、企業との条件交渉もしてもらえた など、dodaのサポートをうまく活用できたのでしょう。
担当者の差はあるかな、という感じ。担当者が実際に企業にいつ応募してくれたのか、よくわからず。。応募から3週間経過したものの、企業から音沙汰がありません、と担当者からの連絡がありました。エージェントを利用しているのに、こんなに長い期間、待たされ、担当者との信頼関係が築けませんでした。二度と利用したくないです。引用元:みん評
担当者の質に差があるのでは という口コミです。この方は企業に応募したにも関わらず長く待たされ、担当者との信頼関係が築けなかったと感じたようです。スピード感に欠けるのも転職活動ではデメリットになりますよね。
他業種への転職を希望していたため履歴書の書き方などわからないことが多々あり、当初自分で転職活動をしてみたが情報が乏しくプロに相談したほうがよいと思った。転職エージェンシー他社と比べて専任の担当者がとても親身になって相談に乗ってくれ、履歴書、筆記、面接のたびに相談や足りない部分など添削してくれたので志望している会社のほしい人材像を深く理解でき、自分の志望動機と職務経歴をぴったり合わせることができた。引用元:みん評
異業種への転職を希望してdodaを利用したところ、書類添削や面接対策をしっかりとしてもらえた という口コミです。
未経験の業界や業種に挑戦する場合、書類や面接での受け答えはさらに重要になるので、書類添削や面接対策が充実しているのはありがたいですね。
おすすめの人
企業の法務部門や法律事務所に転職したい人
未経験の業界や業種にチャレンジしたい人
スカウトサービスを利用したい人
詳しくはこちらの記事もチェックしてみてください。
求人数の多さを活かしてキャリアの選択肢を広げられる転職エージェントです。
\ 求人数の豊富さなら /
弁護士ドットコムキャリア
引用元:弁護士ドットコムキャリア公式サイト
弁護士ドットコムキャリアは弁護士や法務人材のためのキャリア支援サービス で、運営元は日本最大級の弁護士・法律ポータルサイト「弁護士ドットコム」で知られる弁護士ドットコム株式会社です。
弁護士ドットコムキャリアは弁護士の転職に特化しているため、専門的な求人とサポートが期待できます。公開求人数は心もとないですが、非公開の求人は豊富だとされています。弁護士の資格を活かし、法律事務所か企業の法務部門に転職したい方におすすめ です。
基本情報
参照:弁護士ドットコムキャリア公式サイト
メリット・デメリット
メリット デメリット 転職先の詳しい情報がわかる 専門的なコンサルタントのサポートが受けられる 内定後のサポートも充実している 求人の検索条件がざっくりしている 登録前に見られる情報が少ない
弁護士ドットコムキャリアのメリットは、法律事務所など転職先の情報が事前に聞ける ことです。自分で直接応募する場合にはわからない情報を知れるのは、サービスを利用する大きなメリットでしょう。
また、専門のコンサルタントが在籍しているため、弁護士のキャリアに寄り添ったサポートも期待できます。条件交渉などの内定後のサポートが充実しているのも嬉しいポイントです。
デメリットは、求人の検索条件がざっくりとしている ことです。年収などで検索できないので、自分で求人を探す際に少し苦労するかもしれません。また、登録前だと求人を出している企業名が見えないなど、事前に確認できる情報が少ないため、不安に感じる方もいるかもしれません。
口コミ
事務所の内情についての説明を事前に教えていただけたのは、弁護士ドットコムキャリアのようなエージェントさんを利用して良かったポイントだと思っています。(SHOTAKOBLOG調べ)
この方は、事前に事務所の情報を聞くことができた ようです。転職前に職場の情報を伝えてもらえるのは、転職エージェントを利用する大きなメリットですよね。
求人検索があまり指定できる条件がなくて使いにくかったです。年収とか休暇などである程度絞り込みたかったんですが……。そういう絞り込みができたらもっと便利に使えたのかなと思います。(SHOTAKOBLOG調べ)
求人を探す際にもっとさまざまな条件で探したかった という口コミです。確かに、年収や休暇で求人をある程度絞り込みたい方にとっては検索機能が少し不便かもしれません。
転職エージェント「弁護士ドットコムキャリア」を使ってみてよかった点 ・担当者の対応が丁寧で、業界にも詳しい。 ・たくさんの求人が定期的に流れてくる。 ・希望に合致した移籍先候補の法律事務所を提案してくれる。 ・対応がスピーディ引用元: Twitter
色々とメリットを挙げている口コミですが、「たくさんの求人が定期的に流れてくる 」というのは特に気になりますね。非公開求人も豊富なのかもしれません。
おすすめの人
法律事務所や企業の法務部門に転職したい人
弁護士向けの専門的なサポートを受けたい人
職場の情報を事前に知りたい人
弁護士が転職で気になるポイントを専門的にサポートしてくれる転職エージェントです。
\ 弁護士に特化したサービスなら /
NO-LIMIT(ノーリミット)
引用元:NO-LIMIT公式サイト
NO-LIMIT(ノーリミット)は弁護士の転職を専門にした転職エージェント です。アドバイザーが弁護士業界に精通しており、法律事務所の内情もわかるなど、弁護士向けの転職エージェントにあってほしいサービスが充実しています。
また、書類添削サービスを利用した後の書類通過率が90%と高いことも魅力です。求人紹介の対応をしていない県があるのがネックですが、法律事務所への転職を検討しているならおすすめ の転職エージェントです。
基本情報
参照:NO-LIMIT公式サイト
メリット・デメリット
メリット デメリット アドバイザーが弁護士業界に精通している 法律事務所の内情がわかる 書類添削後の通過率が高い インハウスローヤーの求人が手薄な可能性がある 求人紹介の対応をしていない県がある
NO-LIMITのメリットは、アドバイザーが弁護士業界に精通しており専門的なサポートが期待できる ことです。転職前に法律事務所の内情がわかるのもありがたいポイントです。書類添削サービスも、添削後の通過率90%の実績があります。
デメリットは、インハウスローヤーの求人が手薄な可能性がある ことです。インハウスローヤーの公開求人は9件(2023年4月時点)で、非公開求人で挽回される可能性はありますが、公開求人を見た限りではどちらかといえば法律事務所の求人に強いようです。
また、求人紹介の対応をしていない県もあるので、地方で転職をしたい方は不便に感じる場合があります。
口コミ
地方に移って転職活動をしていたのですが、これまで縁のなかった土地でどうやって転職活動を進めたらいいかわかりませんでした。そうしたなかNO-LIMIT様を利用させていただいて、紹介していただく求人がとても自分に合ったもので驚きました。おかげさまで無事その地方で転職することができました。(SHOTAKOBLOG調べ)
地方を移った転職活動でNO-LIMITを利用したというこの方は、NO-LIMITで紹介される求人がとても自分にマッチしている ことに驚いたそうです。担当者が弁護士業界に精通しているからこそのサポートかもしれませんね。
あまり印象がないが、他のエージェントと比べると連絡が遅かった気がする。(SHOTAKOBLOG調べ)
NO-LIMITは比較的新しいサービスであることから口コミが少なく、悪い口コミもほとんどありません。しかし、この方の場合は他の転職エージェントと比べてレスポンスの遅さ を感じたようです。
NO-LIMITで添削していただいてから、書類の通過率がグッと上がりました。これまで他の転職エージェントではあまり書類が通らなかったのに、ここではほとんど通っていたと思います。正直転職エージェント同士でもこんなに違うのかと思いました。(SHOTAKOBLOG調べ)
この方は書類添削サービスを利用した後の書類通過率の高さ に驚いたようです。やはり書類選考を通過できるかどうかも大事ですよね。求人の紹介もすべて魅力的に感じたとのことでした。
おすすめの人
法律事務所に転職したい人
書類通過率を高めたい人
弁護士向けの専門的なサポートがほしい人
法律事務所に転職したいなら、まずはおすすめしたい転職エージェントです。
\ 法律事務所への転職なら /
弁護士転職.jp
引用元:弁護士転職.jp公式サイト
弁護士転職.jpは弁護士専門の転職支援サービス です。法曹業界で15年以上の実績があり、企業の法務部門と法律事務所の求人に強いのが特徴です。若手弁護士からベテラン弁護士までバランスよく使えるサービスでしょう。
弁護士転職.jpは「生涯サポート」を売りにしており、内定後にもサポートが続きます。地方の求人がやや手薄ですが、東京で転職をしたい弁護士の方にはおすすめ です。
基本情報
参照:弁護士転職.jp公式サイト
メリット・デメリット
メリット デメリット 企業の法務部門と法律事務所の求人に強い こだわりの検索条件が便利 内定後もキャリアのサポートがある 地方の求人は少ない 登録前に企業名を見られない求人が多い
弁護士転職.jpのメリットは、企業の法務部門と法律事務所の求人に強い ことです。またこだわりの検索条件が便利で、所属弁護士数や修習期などで仕事を探せます。内定後のキャリアサポートがあるのも魅力です。
一方デメリットは、地方の求人が少ない ことです。少なくとも公開求人は大多数が東京の求人です。また、登録前に企業名が見られない求人が多いので、登録をする前に下調べをしたい人は不便に感じるでしょう。
口コミ
弁護士転職.jpの口コミは見つかりませんでした。
おすすめの人
法律事務所や企業の法務部門に転職したい人
所属弁護士数や修習期で求人を検索したい人
東京で仕事を探している人
地方の求人が少ないこと以外は目立った欠点のない転職エージェントです。
\ 東京で転職するなら /
SAMURAI (サムライ)
引用元:SAMURAI公式サイト
SAMURAI(サムライ)は士業を専門にした転職サイト です。外資系やハイクラスの転職に特化したSamurai Jobとは別のサービスなので要注意です。SAMURAIは登録した後、企業などに直接応募できるほか、士業を専門としたエージェントに相談することもできます。
マイナーなサービスですが、職場で扱っている案件の分野がわかりやすいなどの魅力もあります。口コミの少なさが気にならない人ならおすすめ の転職エージェントです。
基本情報
参照:SAMURAI公式サイト
メリット・デメリット
メリット デメリット 職場が扱う案件の分野がわかりやすい 士業を専門にしたエージェントのサポートがある SAMURAIだけの求人がある可能性もある 弁護士向けの公開求人が少ない 登録するだけではサポートされない
SAMURAIのメリットは、職場が扱う案件の分野がわかりやすい ことです。求人票の見えやすいところに、「相続」や「離婚問題」などの分野がタグのようなかたちでついています。今後扱いたい分野が決まっている人には便利です。
またSAMURAIは士業を専門にしたエージェント企業と提携しているので、専門的なサポートが期待できます。SAMURAIへの求人掲載には費用がかからないことから、他のサービスには掲載のない求人がある可能性もあります。
SAMURAIのデメリットは、弁護士向けの公開求人が少ない ことです。SAMURAI全体では391件の公開求人があるものの、弁護士向けの公開求人は42件(2023年4月時点)です。また、登録するだけではサポートはされず、自分からエージェントに相談する必要があります。
口コミ
SAMURAIの口コミは見つかりませんでした。
おすすめの人
案件の分野に注目して仕事を探したい人
自分から動いたときだけ連絡がほしい人
口コミの少なさが気にならない人
マイナーな転職エージェントですが、どんな案件があるかわかりやすいのは便利です。
\ 求人票の見やすさなら /
MS Agent
引用:公式サイト
MS Agentは管理部門と士業に特化した老舗の転職エージェント です。弁護士向けの求人は約400件(2023年4月時点)あり、企業の法務部門の求人も法律事務所の求人も両方あります。
職種ごとにアドバイザーが在籍し、サポートしてくれるので、弁護士のキャリアに寄り添ったサポートを受けやすいです。ミドルクラスからハイクラスまで求人があるので、キャリアアップしたい方にもおすすめです。
基本情報
引用元:MS Agent公式サイト
メリット・デメリット
メリット デメリット 企業の法務部門と法律事務所の転職に強い 創業30年以上の老舗で安心感がある 職種ごとに担当者がサポートする 未経験可の求人は少ない サイトが使いにくいと感じる人もいる
MS Agentのメリットは、企業の法務部門と法律事務所の求人が充実 していることです。創業30年以上の老舗エージェントであることから安心感がありますし、職種ごとに担当者が在籍しているので、専門的なサポートも期待できます。
一方、デメリットは未経験可の求人が少ない ことです。どちらかといえば、ミドルクラスからハイクラス向けの転職エージェントでしょう。また求人検索のUIが独特なため、サイトを使いにくいと感じる方もいます。
口コミ
MS Agentさんでは、非公開の求人を多く紹介してもらえました。紹介される求人もバリエーション豊かだったのはよかったなと思います。でもやはり士業に特化していらっしゃるので、専門的な求人が多かったのも嬉しかったです。(SHOTAKOBLOG調べ)
この方はMS Agentならではの非公開求人を多数紹介してもらえた ようです。求人の専門性も高く評価しています。特化型の転職エージェントだからこその強みですね。
HPについてなんですが、使いにくいです。何せスピードが遅い。検索するのに時間がかかるし、登録するにも時間がかかる。求人検索は、字が細かくて読みにくい。求人の応募をするにも、STEP1~STEP4まで全て登録を確認しなければならないので、時間もかかるし、非常に面倒くさいです。引用元:BEST WORK
サイトが使いにくかった という口コミです。2023年4月現在、そこまで検索に時間はかかりませんが、UIが独特なので使いにくいと感じる方もいるかもしれません。
担当者の方がきっちり条件交渉をしてくださったのが嬉しかったです。やっぱり、給与や待遇のこととかは自分では言いにくいので。(SHOTAKOBLOG調べ)
この方は担当者に条件交渉などをしっかりとしてもらえた ようです。キャリアアップしたいなら、給与面などで交渉してもらえるのは嬉しいですよね。
おすすめの人
企業の法務部門や法律事務所に転職したい人
ミドルクラスからハイクラスの転職をしたい人
老舗の転職エージェントを使いたい人
詳しくはこちらの記事もチェックしてみてください。
弁護士資格を活かしてキャリアアップをしたいならおすすめの転職エージェントです。
\ 資格を活かしたキャリアアップなら /
インハウスローヤーの弁護士向け転職エージェントおすすめ:LEGAL JOB BOARD
インハウスローヤーに転職したい弁護士におすすめの転職エージェントは、LEGAL JOB BOARD です。ダイレクトリクルーティングによって、スピーディーに転職しやすいだけでなく、若手や未経験可の求人が豊富なので、幅広い層の弁護士が使えるサービスでしょう。
LEGAL JOB BOARDはインハウスローヤーを指定して求人を検索できるので、求人検索が便利ですし、インハウスローヤーの求人数も豊富 です。
法律事務所やインハウスローヤーの転職に強い
ダイレクトリクルーティングが使える
若手や未経験可の求人が豊富
\ 弁護士資格を活かすなら /
法律事務所の弁護士向け転職エージェントおすすめ:NO-LIMIT
法律事務所に転職したい弁護士におすすめの転職エージェントは、NO-LIMIT です。NO-LIMITのアドバイザーは弁護士業界に精通しているため、専門的なサポートが期待できます。また、法律事務所の内情を事前に教えてもらえるのも魅力です。
書類添削のクオリティも高く、書類選考を有利に進めることもできるでしょう。法律事務所への転職を検討しているなら、まずおすすめしたいサービス です。
アドバイザーが弁護士業界に精通している
法律事務所の内情がわかる
書類添削後の通過率が高い
\ 法律事務所への転職なら /
弁護士の転職先の選び方とおすすめの転職先
弁護士の転職先は多様化しつつあります。以前は独立開業をするのが王道とされていましたが、近年はインハウスローヤーなどのかたちで活躍する方が増えています。転職先はご自分のキャリアの方向性に合わせて選ぶのがおすすめ です。
それぞれの転職先について簡単に見ていきましょう。
一般民事系法律事務所
一般民事系法律事務所は、幅広い分野の案件を扱うことが多いです。そのため、多様な案件を経験したい人に向いています 。ただ、どういった案件が多くなりやすいかは、事務所によってまちまちです。小規模な事務所が多く、個人や中小企業を主な顧客としています。
一般民事系法律事務所の年収は、歩合制か給与制かなどにより振れ幅が大きいです。キャリアパスとしては、5年から10年以内に事務所のパートナー弁護士になったり、独立することを視野に入れる方が多い です。
企業法務系法律事務所
企業法務系法律事務所は、大手企業から中小企業まで企業法務を扱います。小規模な事務所もありますが、数十名から数百名の規模の大手事務所が多いのが特徴 です。扱う案件も契約書チェックやコンプライアンス対応だけでなく、M&Aなど大規模な案件もあります。
一方、事務所の規模が大きい分、分業をしていることによって希望する業務に関われない場合があります。将来的に独立したい方にとってはネックになるかもしれません。年収は事務所によって幅がありますが、1年目で500~800万円程度とされています。
企業法務系法律事務所でキャリアを積む場合は、そのまま企業法務系法律事務所に勤めることもできますし、企業法務の知識を活かしてインハウスローヤーやコンサルタントに転職することもできます 。
ブティック系法律事務所
ブティック系法律事務所は、労働、知財、金融、離婚、相続など特定の分野に特化した法律事務所です。事務所の規模はさまざまですが、所属する弁護士は特定の分野のみを扱います。専門的なキャリアを積みたい人に向いている でしょう。
都市部では弁護士が多い分、尖った専門性を持つことが有利になる場合もあります。一方、地方ではさまざまな案件に幅広く関われることが求められやすいです。ブティック系法律事務所に転職することのメリットとデメリットのバランスは、どこで活躍するつもりかで変わるでしょう。
年収は事務所によってさまざまで、1年目の年収が500万円ほどの事務所もあれば、1,000万円を超える事務所もあります。近年では専門ではなかった分野に拡大していくブティック系法律事務所もある ので、特定の分野だけで活躍したい場合は、転職する前に方針を確認しておきましょう。
外資系法律事務所
外資系法律事務所は、海外の法律事務所が日本に進出して業務を行っている法律事務所です。扱う分野は企業法務が多く、顧客は海外企業が多い です。外資系法律事務所への転職では高い英語力と企業法務系法律事務所での経験が重視されます。
外資系法律事務所では国際的な仕事に携われる一方で、時差の関係などから早朝にミーティングがあるなど、変則的な働き方が要求される場合もあります 。年収は事務所の規模により変わりますが、同じ規模の日系事務所より高くなる傾向にあります。
インハウスローヤー
インハウスローヤーは1つの企業に所属して活躍する弁護士で、近年インハウスローヤーになる方は急増しています。急増の理由は自社内で法務リスクや法的ルールに対応したい企業が増えていることと、弁護士の人口が増えていることです。
特に、IT業界、金融業界、商社などでインハウスローヤーの需要は高まっています。インハウスローヤーは法律事務所に勤務する場合と比べれば、ワークライフバランスを取りやすい とされています。
一方で、所属する企業に、単に法律の専門家としてアドバイスするのではなく、課題を解決するために共に考える必要があります。法律事務所で仕事をするのとはまた別の難しさがあるでしょう。
すでに社内にインハウスローヤーがいる場合は未経験でも採用されることもありますが、より多いのは中途採用 です。キャリアとしては法務部長やCLOを目指すパターンが一般的ですが、総合職として、事業開発などさまざまな仕事に携わるインハウスローヤーもいます。
年収は所属する企業によってまちまちです。
コンサルティング会社
弁護士の経験を活かして、コンサルティング会社に転職する弁護士もいます。コンサルティングでは顧客のさまざまな課題を解決するため、法律の専門知識があるのは強み になります。
特に企業法務を扱った経験があれば、コンサルティング会社に転職しても専門性が活かせるため、転職が有利になるでしょう。コンサルタントとして働く場合は、そのままコンサルタントの専門的なキャリアを積むか、事業会社に転職するか、起業する方が多いです。
専門性を活かし、一般企業よりは年収も高くなる傾向がある 一方で、激務が多くワークライフバランスは崩れがちです。
年収は企業によって振れ幅が大きいですが、大手であれば年収1,000万円以上も狙えます。
LEGAL JOB BOARD 士業専門の求人サイト! 法律事務所やインハウスローヤーの転職に◎ 公式サイト ビズリーチ ハイクラス向け転職サイト! 企業の法務部門やコンサルタントへの転職に◎ 公式サイト doda 業界屈指の求人数! 企業の法務部門や未経験の転職に◎ 公式サイト
弁護士の転職に年齢は影響するのか
弁護士の転職に年齢は影響するのでしょうか。結論、影響することもありますが、一般の方の転職よりは影響しませ ん。年齢よりもむしろ、人柄や経験を重視されることの方が多いです。
しかし、法律事務所や企業によって、求めている年代がある程度決まっている場合があります。若手の弁護士を採用したいところもあれば、ベテランの弁護士を採用したいところもあるので、志望先それぞれがどういった人物を採用したいか知ることが重要です。
ただ、年齢による転職への影響の傾向のようなものはある ので、年代別にご紹介します。
20代から30代は未経験の分野でも転職しやすい
20代から30代は未経験の分野でも転職しやすい とされています。たとえば、企業法務系から民事系に移ったとしても、採用されやすいでしょう。
実際、MS Careerの調査では、弁護士転職決定者の平均年齢は35.3歳、年代別の人数の割合は30代が最も多く53.8%となりました。
引用元:MS Career プレスリリース
この結果に対しMS Careerは、「弁護士は転職に当たって年齢の壁が低いと言われていますが、今回30代が多かったのは、将来を見据え専門性の向上や未経験分野へ挑戦するなど今後のキャリアアップを見込んだ転職が多かったからと考えられます」と分析しています。
特に30代はキャリアアップのための転職が多い年代 なのでしょう。
40代からは経験が見られる
40代の転職からは経験が見られる とされています。未経験の分野への転職は、若い年代に比べると難しくなるといえるでしょう。しかし、人物重視で採用をする法律事務所や企業もあり、必ずしも無理ではありません。
また、一般の方の転職では、40代以降は難しいとされていますが、弁護士の方の場合はベテランの弁護士を求めている法律事務所や企業もあり、一般の方ほど転職は難しくありません 。
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弁護士に多い転職理由とおすすめの職場選びのポイント
ここからは、弁護士に多い転職理由とおすすめの職場選びのポイント を解説します。
弁護士に多い転職理由
弁護士ドットコムキャリアの調査によれば、弁護士の転職理由で最も多いのは「トップや同僚などの弁護士との人間関係 」(33.8%)です。
引用元:弁護士ドットコム
しかし、人間関係以外にも、以下の項目は全体の10%を超える割合になっています。
事務所の将来性の問題
給料・待遇
業務や習得できる経験の問題
弁護士が転職する理由は多岐にわたっているといえるでしょう。
弁護士におすすめの職場選びのポイント
弁護士におすすめの職場選びのポイントは、ご自分がどんな希望を持って転職をするのかによって異なります 。それぞれの希望ごとに、職場選びのポイントを見てみましょう。
人間関係を改善したい
職場の人間関係は、実際に職場に入ってみないとわからないところがあり、確実に改善するのは難しいですが、転職前にできることもあります。
できることの1つとしては、転職エージェントの活用 があります。なぜなら、転職エージェントを利用すれば、転職する前に、転職先の内情がある程度わかるからです。
転職サイトを利用した転職や、事務所などに直接応募する場合は、求人票などに書いてある情報しか事前にわかりませんが、転職エージェントはそれぞれの職場にヒアリングを行っているため、自分で調べているのではわからない情報も知れます。
また、もし可能であれば、人事担当者ではない人とも面談をさせてもらうのもおすすめ です。外向けではない、リアルな空気を知れるかもしれません。
給料や待遇を向上させたい
給料や待遇を向上させたい場合は、ご自分のスキルや経験を高く評価する職場に移ることが必要 です。この場合におすすめするのが、やはり転職エージェントの活用です。
転職エージェントは、給与の交渉まで行ってくれるところも多い です。自分ではなかなか言い出しにくい給与の交渉を代わりにしてもらえる分、転職エージェントを利用しない場合に比べれば、給与アップが見込めるでしょう。
また、スカウト機能つきの転職エージェントを利用すれば、自分では思ってもみなかった職場から、スキルや経験を評価してスカウトが届く場合もあります。給料や待遇を向上させたい場合は、転職エージェントに登録してみましょう。
経験やスキルを積みたい
経験やスキルを積みたい場合は、その先にどんなキャリアを歩みたいかによっておすすめする職場が変わります。幅広く案件に携わりたいなら一般民事系法律事務所、専門に特化したいならブティック系法律事務所など、ある程度の傾向はありますが、突き詰めれば最適のルートは人それぞれ です。
ただ、経験やスキルを積みたいといっても、若手を除けば全くの未経験での転職は難易度が上がります。そのため、経験やスキルを積むことが目的であっても、何かしらほかの分野で自分が貢献できそうな職場を選んだ方が転職はスムーズです。
ワークライフバランスを重視したい
ワークライフバランスを重視したい場合、インハウスローヤーに転職するのも1つの道 です。昨今、企業では働き方改革などが進み、法律事務所と比較すれば、ワークライフバランスを保てる職場が増えています。
また、法律事務所に転職しつつワークライフバランスを重視する場合は、いわゆる新興系の法律事務所が狙い目 であるとされています。
新興系の法律事務所は業務を効率的に回せるようにシステム構築がされているため、比較的ワークライフバランスを保ちやすいでしょう。
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弁護士におすすめの転職エージェントの選び方
弁護士におすすめの転職エージェントの選び方は、弁護士の資格や経験を活かした転職をするか、あるいは全く未経験の業界や業種にチャレンジするかで異なります 。それぞれの場合に合わせて、選び方のポイントを解説します。
弁護士の経験や資格を活かす場合
まずは、弁護士の経験や資格を活かす場合 について解説します。想定している転職先は、法律事務所、インハウスローヤー、企業の法務部門などです。
弁護士の転職に特化しているか
弁護士の経験や資格を活かす場合は、転職エージェントが弁護士の転職に特化しているかは重要 です。なぜなら、特化型の転職エージェントであれば、一般の転職エージェントにはない弁護士向けの求人が豊富で、弁護士向けの専門的なサポートも受けやすいからです。
弁護士の業界は特殊なため、一般の転職エージェントを利用すると、なかなか求人を見つけられなかったり、担当者の業界知識が不足していることもあります。弁護士の経験や資格を活かす場合は、弁護士の転職に特化した転職エージェントに1つは登録しましょう。
紹介される求人はどういったものが多いか
弁護士の経験や資格を活かす場合は、紹介される求人の種類にも着目 しましょう。なぜなら、ざっくりと弁護士の転職に特化している転職エージェントに登録してしまうと、ご自分のキャリアに合った求人が見つからない場合もあるからです。
たとえば、法律事務所の転職に強い転職エージェントもありますし、インハウスローヤーの転職に強い転職エージェントもあります。ご自分が進むキャリアに合わせて、転職エージェントを選びましょう。
未経験の業界や業種に転職する場合
弁護士の資格や経験とは別に、未経験の業界や業種にチャレンジしたい場合 の転職エージェント選びについても解説します。
求人数は多いか
未経験の転職をする場合、求人数の多い総合型の転職エージェントに登録するのがおすすめ です。求人数が少ない転職エージェントだと、紹介できるような未経験可の求人も少なく、求人の紹介を断られてしまう場合があるからです。
未経験可の求人も含めて求人数の多い総合型の転職エージェントであれば、選択肢も広がります。未経験の転職では、少なくとも1つは総合型の転職エージェントに登録するのがおすすめです。
なお、未経験でも進みたい業界が絞られている場合は、その業界に特化した転職エージェントに登録してもよいです。しかし、そういった特化型の転職エージェントは経験者向けのサービスであることが多いため、やはり総合型の転職エージェントも合わせて利用することをおすすめします。
面接対策や書類添削は充実しているか
面接対策や書類添削が充実しているか は、弁護士の資格を活かす場合でも重要ですが、未経験の業界や業種にチャレンジするなら、さらに重要です。なぜなら、未経験の業界や業種に転職する場合、「なぜ未経験の転職をするのか」が問われるからです。
説得力のある志望動機や自己PRを準備するためにも、プロのサポートが得られる転職エージェントを利用しましょう。
とはいえ、転職エージェントでは、面接対策や書類添削をしてくれるところがほとんどです。
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弁護士向け!転職エージェントを活用するおすすめのポイント
ここからは、弁護士の方に向けて転職エージェントを活用するおすすめのポイント をご紹介します。弁護士の資格を活かす場合でも、未経験の転職をする場合でも共通したポイントですので、どちらの方も確認してみてください。
転職エージェントは複数登録する
転職エージェントは複数登録するのがおすすめ です。なぜなら1つの転職エージェントが合わなかった場合のリスクヘッジにもなりますし、実際にサービスを使ってみて比較もできるからです。
弁護士の資格を活かす場合は、弁護士の転職に特化した転職エージェントを少なくとも1つ、未経験の転職をする場合は、総合型の転職エージェントを少なくとも1つ選んで、合計で2つか3つの転職エージェントを利用するのがおすすめです。
担当者との連絡はこまめにする
基本的なことですが、担当者との連絡はこまめにするのがおすすめ です。転職エージェントの担当者は複数の利用者を担当しています。連絡をきちんと返さないと、転職に積極的ではないとみなされ、サポートの優先順位が下がってしまいます。
スムーズに転職をしたいなら、担当者とこまめに連絡をとって、転職に積極的であることをアピールしましょう。
推薦文は確認させてもらう
担当者が志望先に送る推薦文は確認させてもらいましょう 。推薦文にはご自分の強みやアピールポイントが書いてあるはずですが、それがご自分の認識と合っているか確認するためです。
もし、担当者と認識がずれているようであれば、その機会に認識のすり合わせをしましょう。そうすることで、職場とのミスマッチも防げますし、紹介される求人もよりご自分に合ったものになります。
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弁護士が転職エージェントを利用する際の注意点
ここからは弁護士が転職エージェントを利用する際の注意点 を解説します。
担当者が合わないことはよくある
これはすべての方に共通した注意点ですが、転職エージェントで担当者が合わないことはよくあります 。転職エージェントについての悪い口コミの多くは担当者に関する口コミです。
「業界の知識が欠けていた」「態度が横柄だった」「あまりに対応が雑だった」などさまざまな口コミがあります。もし担当者がご自分に合わないと感じた場合は、サービス自体から退会してしまうのではなく、まずは担当者の変更をするのがおすすめ です。
担当者の変更を申し出るのは気が引けるという方もいらっしゃるかもしれませんが、担当者の変更はよくあることですし、サービスを退会するのでは無駄になる時間が多くなってしまいます。転職エージェントで違和感を感じれば、まずは担当者を変えてみましょう。
企業の法務部の求人はインハウスローヤーの求人とは限らない
次に、インハウスローヤーへの転職を検討している方への注意点ですが、企業の法務部の求人は必ずしもインハウスローヤーの求人とは限りません 。日本の企業の法務部では、弁護士の資格を必要としない場合も多いからです。
あくまで弁護士の資格を活用して仕事をしたい場合は、その求人がインハウスローヤーの求人であるかは確認しましょう。
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弁護士の転職・転職エージェントのよくあるQ&A
転職を検討すると、細かなことも気になりますよね。そこで、弁護士の転職や転職エージェントに関するよくあるQ&A をまとめました。ご自分が気になっていることの答えを確認してみてください。
転職サイトも利用すべき?
転職サイトも利用してもよいですが、転職サイトよりは転職エージェントの方がおすすめ です。
なぜなら、転職サイトだと求人はあっても、その事務所や企業の内情まではわからないことがほとんどだからです。職場の雰囲気や人間関係が自分と合うか気になっている人は多いはずです。そういった情報は転職エージェントの方が手に入ります。
また、転職エージェントなら、「なぜ落ちたのか」のフィードバックをしてくれたり、ご自分の代わりに転職先と条件交渉をしてくれることもあります。転職サイトを利用してもよいですが、転職サイトと転職エージェントであれば、転職エージェントの方がおすすめです。
弁護士としての経験やスキルを活かせる転職先はある?
弁護士としての経験やスキルを活かせる転職先はもちろんあります 。転職先としては、法律事務所かインハウスローヤー(企業内弁護士)として企業の法務部門で働くことを選ぶ方が多いです。
その他にも以下のような転職先は、弁護士としての経験やスキルを活かせます。
コンサルティング会社
任期付公務員
特許事務所
司法試験などのセミナー講師
自己PRや履歴書などを作成する際のポイントは?
自己PRを作成するときは「簡潔」に、履歴書や職務経歴書を作成するときは「しっかり」と作成するのがポイント です。
自己PRはあまり冗長に書くべきではありません。履歴書に記載する自己PRの場合は、全体で300字程度が目安です。アピールポイントは1つか2つに絞るとよいでしょう。
一方、履歴書や職務経歴書はしっかりと詳細に作成しましょう。履歴書や職務経歴書をきちんと作れるかでも、弁護士としての能力を見られています。過去の経歴や業績をわかりやすく記入しましょう。
また、転職エージェントを利用すれば、自己PRや職務経歴書などの添削をしてくれます 。経験豊富なプロの目線から書類を添削してもらえるのは、転職エージェントを利用する大きなメリットです。
キャリアアップするために必要な資格やスキルはある?
キャリアアップするために必要な資格やスキルは、どういったキャリアを進みたいかで異なります 。
企業法務や海外案件を扱う法律事務所、外資系企業のインハウスローヤーへの転職を検討しているなら、語学能力が必要です。一般民事系法律事務所の場合は、コミュニケーション能力や関係構築力が重視されます。
インハウスローヤーの場合、中小企業診断士など、より多角的に企業の経営と関われる資格があれば、キャリアの幅が広がります。
また、いずれの場合でもITの知識があると評価される場合があります。なぜなら、IT関連のトラブルは増えているにも関わらず、ITに詳しい弁護士は依然として不足しているからです。
むやみに資格やスキルを集めるのではなく、ご自分が進みたいキャリアに合わせて、資格やスキルを習得してください。
弁護士以外の職種に転職するなら、どのような職種が向いている?
弁護士以外の職種で向いている可能性があるのは以下のような職種です。
法務部門
管理部門
コンサルティング職
営業職
事務職
弁護士以外の職種に転職する場合でも、法律の知識を活かしたところなら転職をしやすい でしょう。たとえば、インハウスローヤーではないかたちでの法務部門や管理部門、コンサルティング職などは法律の知識を活かせる可能性が高いです。
また、弁護士をしながら自分で顧客開拓をしていた人は、営業職が向いている可能性がありますし、事務職など人をサポートする仕事も弁護士の仕事と共通する部分があり、向いているでしょう。
転職エージェントは複数利用すべき?
転職エージェントは複数利用するべき です。なぜなら、リスクヘッジと比較ができるからです。
転職エージェントで担当者と合わないのはよくあることで、1つの転職エージェントしか利用していないと、そのあいだ転職活動がストップしてしまいます。完全に転職活動がストップしてしまわないためにも、複数の転職エージェントを使いましょう。
また、複数の転職エージェントを使っていると、実際に使ってみた比較もできます。さらに、それぞれの転職エージェントで言われたことを突き合わせて、「どのような転職先がよいのか」「どのようなキャリアが自分に向いているのか」など転職に関する認識の精度を上げられます。
あまりにも多くの転職エージェントに登録すると、担当者との連絡だけで疲弊してしまいますが、2つか3つの転職エージェントには登録するのがおすすめ です。
弁護士の資格を活かした転職をするならば、特化型の転職エージェントだけを利用してもよいですが、弁護士以外の職種に転職したい場合は総合型の転職エージェントも利用した方がよいでしょう。
転職に不利になる年齢はあるの?
転職に不利になる年齢は一般の転職にはあるとされていますが、弁護士の場合はあまり年齢の影響は受けません 。ただ、法律事務所・企業によって、若い弁護士を求めているか、ベテランの弁護士を求めているかが違うので、個々の志望先を見れば「不利になる年齢」はあります。
そういった、志望先が「実は求めている人物像」を知るためにも、転職エージェントを活用して情報収集をするのがおすすめです。
とはいえ、採用にあたっては人柄や経験を重視して採用するところが多いです。
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弁護士向けの転職エージェントおすすめまとめ
今回は弁護士向けのおすすめ転職エージェント をご紹介してきました。進みたいキャリアの方向性によって、選ぶべき転職エージェントは変わります。
法律事務所に強い転職エージェントもあれば、インハウスローヤーに強い転職エージェントもありますし、未経験の転職をしたいなら、求人数が多い転職エージェントの方がおすすめです。
冒頭で厳選した3つの転職エージェントなど、気になった転職エージェントに登録してみてください。
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