先日、LINEでキャリア相談いただいた方とのメンタリングでこのような質問をいただきました。
無事にWebライティングの仕事を獲得できたのですが、正直かなりきついです。文字単価も安いですし、トンマナとか文章表現に縛られ、記事がなかなか書けません。
Webライターとして活動している人の中には、このようなお悩み抱えている方が多いのではないでしょうか。
実は、「Webライター きつい」というキーワードで検索されている回数は月間1300回。これは、多くのWebライターがきついと思っている証拠です。
実際、私自身もWebライターの仕事を始めたばかりの頃は同じような悩みを抱えていまして、Webライティングの仕事をやっていて「きつい」「つらい」と感じたことは、正直数え切れないぐらいありました。
そんな私でもWebライティングに必要なスキルをしっかり身につけたことで、その時の「きつい」「つらい」時期を乗り越えることができ、現在はWebライターの仕事だけでもサラリーマン以上の収入を得ることができていますし、レクチャーした方もライターとして独立してご飯を食べれる状態になっています。
そこで今回の記事では初心者Webライターの方に向けて、「Webライターがきついと言われる理由6つと「きつい」「つらい」を乗り越えるためにやるべきこと」というテーマで解説します。
Webライターは最初はかなりきつい仕事ですが、そのきつさを乗り越えれば誰よりも自由に働ける魅力的な職業です。
「Webライターのきつさを乗り越えたい」「初心者Webライターから脱出したい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
Webライターの仕事が「きつい」「つらい」と感じるのは初心者のうちだけ
Webライターの仕事が「きつい」「つらい」のは初心者のうちだけだと思っています。さらに具体的に言うと、文字単価1円超えるまでですね。
文字単価1円超えるようになると時給1,000円ぐらいは稼げるようになるわけですが、それ以下の文字単価だと正直バイトした方がマシです。
しかも、初心者のうちは文章書くスピードも遅く、1000文字執筆するのに平気で3時間ほどかかったりします。
仮に文字単価が0.5円だったとすると、時給換算で170円ぐらいですからね。超ブラック企業でもありえないですよ。
自分もまさにこんな感じだったので、嫌になる気持ちはよくわかります。
とはいえ、仕事に慣れていくうちに執筆スピードも案件単価も上がっていくわけで、いづれ「きつい」「つらい」時期は乗り越えることができます。
なのでこの記事で伝えたいことは、「今きついと思ってても諦めないで欲しい」ということです。
Webライターは、場所を選ばず自由に働くことができて、努力次第で月100万稼ぐことだって可能な魅力的な仕事です。
私も何度も諦めましたが、挫折しながらも継続してきて本当に良かったと思っています。おかげで旅行しながら、稼げるようになりました。
もしあなたが理想の働き方を実現したいなら、これからもWebライターを続けてみてください。
次の章では、Webライターの仕事が「きつい」「つらい」と言われている理由を6つ解説します。
これからWebライティングで稼ぐなら、今なぜきついと感じているかしっかり確認しておきましょう。
webライターの仕事が「きつい」「つらい」と言われる6つの理由
Webライターの仕事が「きつい」「つらい」と言われる6つの理由について解説します。
「きつい」「つらい」と言われる6つの理由
- 文字単価が安すぎる
- 文章が書けない
- トンマナが厳しい
- シンプルに疲れる
- 孤独感が強い
- 自己管理能力が必要
それぞれ具体的に解説します。
文字単価が安すぎる
「きつい」「つらい」と言われる理由の1つ目は、「文字単価が安すぎるから」です。
初心者Webライターが獲得できる案件の文字単価は、大体0.3〜0.8円ぐらいが一般的です。稀に0.03円とかもありますが…
先ほども少し説明しましたが、文字単価0.3円で1000文字書いたら報酬は300円です。
Webライティング初心者のうちは1000文字書くのに3時間以上はかかるので、時給換算すると稼げる金額は100円ほど。
時間的にも稼げる金額的にもかなりきついので、Webライティングを始めてから1ヶ月足らずでほとんどの方がやめていくんですよね。
私は編集者としても活動しているので、そのような方を何人も見てきました。
【悲報】クラウドソーシングで稼げない人の特徴7選。100人以上のワーカを見た私が解説
初心者だからといって、低単価な案件だけをやっていると心身ともに消耗するだけです。基本は文字単価1円以上の案件やジャンルを狙うようにしましょう。
Webライターの仕事で稼げるジャンルがわからない方は下記の記事もご覧ください。
初心者Webライターのジャンルの選び方とは?稼げるジャンルの特徴やおすすめのジャンルを解説
文章が書けない
「きつい」「つらい」と言われる理由の2つ目は、「文章が書けない」です。
おそらく初心者Webライターの頃は、誰もが1度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
それもそもはず。普段から文章を書き慣れていない人が、いきなり文章を書けと言われても結構難しいんですよね。
しかもWebライティング案件は、1記事3000千文字を超えてくるのが割と普通だったりします。記事を執筆したことがある人ならわかると思いますが、かなりの苦痛を感じてすぐにでもやめたくなったはずです、、
とはいえ、最初の頃なんて誰でも文章が書けないのは当たり前なので、気にしなくて大丈夫です。案件こなしていくうちに、自然と文章がスラスラ書けるようになります。
文章が書けないと悩んでいる方は、下記の記事でWebライティングの書き方を具体的に解説しているのでぜひそちらもご覧ください。
>>【初心者向け】Webライティングの書き方の手順5つ【基本のキ】
トンマナが厳しい
「きつい」「つらい」と言われる理由の3つ目は、「トンマナが厳しい」です。
トンマナをわかりやすく説明すると「トーン&マナー」の略称のことで、デザインや広告業界で一貫性を持たせるルールのことを言います。
Webライティング業界でのトンマナは、「執筆のルール」みたいなものですね。クライアントによっては、「レギュレーション」と呼んだりもします。
このトンマナが厳しいと、自分の書きやすい文章表現で書けなかったりするわけで、執筆に時間が取られなかなか前に進みません。
「時間は進んでいくのに文章が書けない」恐らくこのようなことはWebライターとして働いたことがある方であれば、必ず一度は経験したことがあるはず。
トンマナに縛られ、気付いたら1つの文章に1時間以上取られていたこともありました。時給換算したら恐ろしいです。
とはいえ、トンマナは記事書いていくうちに徐々に慣れてきます。慣れるまでがきついですが、慣れたらスムーズに執筆できるのでそれまでは頑張ってみてください。
シンプルに疲れる
「きつい」「つらい」と言われる理由の4つ目は、「シンプルに疲れる」です。
1つの記事を書き上がるのには、かなりの体力を必要とします。
初心者の頃なんかは1つの記事に10時間ぐらい掛かっていたので、書き終わった後は疲労感に襲われすぐに寝てしまったほどです。
こちらも慣れみたいなところがありますが、初心者Webライターのうちは体力のことも考慮して、あんまり案件を受けすぎないことをオススメします。ほどほどぐらいにしておきましょう。
孤独感が強い
「きつい」「つらい」と言われる理由の5つ目は、「孤独感が強い」です。
Webライターは、完全在宅で仕事ができるため、人と話す機会がほとんどありません。なので、「孤独」という感情が生まれやすい仕事なんですよね。
あまりに孤独すぎて「あれ、もしかして社会から疎外されてる?」と感じたこともあります。
私は孤独に強い方なので大丈夫でしたが、人によってはかなりきついと感じるんじゃないかと思います。
酷い時は3日間ぐらい人と喋らないことがありました。喋ったとしてもフードデリバリーの配達員さんにお礼言うぐらいです。
人と関わるのが好きな方やチームで仕事するのが得意な方は、強い孤独感からWebライターが「きつい」と感じるかもしれません。
自己管理能力が必要
最後の理由は「自己管理が必要」です。
Webライターだけではなくフリーランス全般に言えることですが、働き方が自由すぎて自己管理能力がないとやってけません。
「朝何時に起きてもいい、寝る時間もご飯を食べる時間も自由。なんなら仕事をする日は自分で決められる」
リアルにこんな感じの生活なので、自己管理能力がないと全く仕事が進まないです。
一見すると魅力のある働き方に見えますよね。でも、自由な生活の中で誘惑と闘いながら自己管理をするのは、ものすごく大変かなりきついことなんです。
サボる→納期ギリギリになる→自己肯定感下がる→サボる。やる気が落ちてしまった時は、この無限サイクルに陥ってました。
もちろん、今は自己管理能力を身につけフリーランスの自覚を持って仕事していますが、個人的にはWebライターとして活動する中で、一番きつかった経験でした。
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Webライターに向いている人の特徴
Webライターは下記のような人が向いてます。
Webライターに向いている人の特徴
- 文章が好きな人
- 情報を発信するのが好きな人
- 自由が好きな人
もちろんきつさを感じているからといって、Webライターが向いていないわけではないです。
しかし適性がある人の中には、Webライターとして活動しててもきついと感じない人もいるでしょう。
文章が好きな人
そもそもWebライター自体、文章を書いてお金を稼ぐ仕事なので、文章が好きな人は向いていると言えます。
具体的には、読書感想文が好きな人だったり、SNSで自分を表現するのが好きな人だったり様々ですね。
文章が好きな人は、Webライティングの仕事を始めても苦にならないと思います。
情報を発信するのが好きな人
情報を発信するのが好きな人は、Webライターが向きです。
なぜなら、Webライターは世の中にある情報を記事としてまとめて、特定の誰かに向けて発信するのが仕事だから。
SNSやブログで人の役に立つ情報を発信するのが好きな人は、Webライターが向いています。
自由が好きな人
Webライターは、パソコンさえあれば自由に働ける職業です。
ちょっとずれてしまいますが、自由が好きな人もWebライター向きと言えるでしょう。
場所を選ばず稼げるので、旅行やカフェが好きな人にとっては「きつい」どころか「楽しくて魅力的」な仕事だと思います。
「きつい」「つらい」時期を乗り越えるために初心者Webライターがやるべき7つのこと
「きつい」「つらい」時期を乗り越えるために、初心者Webライターがやるべきことは7つあります。
乗り越えるためにやるべきこと7つ
- WordPressでブログを始める
- ポートフォリオを作る
- ライティングを仕組み化する
- SEO対策スキルを身につける
- セールスライティングを身につける
- 提案に付加価値を付けて単価の高い案件に応募する
- 案件エージェントに登録する
全てWebライターとして稼ぐために必要な要素です。一度に全部やらなくてもいいので、一つ一つやってみてください。
それぞれ具体的に解説していきます。
WordPressでブログを始める
Webライターとして稼ぎたいなら、WordPressブログを始めるのがオススメです。
なぜなら、WordPressで作成したブログの記事は、高単価の案件を獲得するためのポートフォリオとして活用できるから。
もちろん、案件で執筆した記事をポートフォリオにしてもいいのですが、秘密保守義務があってクライアントによっては公開できなかったりしますよね。
その点、ブログは自分の所有物なので、作成した記事もSEOの実績も自由にポートフォリオとして使うことができます。
さらに高い案件になってくると、セールスライティングのスキルが求められたり、WordPressの操作スキルが必要となったりしますが、その辺りはブログを運営する過程で全て身につきます。
というわけで、本格的にWebライティングで稼ぎたいなら、ブログを始めることをオススメします。
下記の記事でブログの始め方を解説しているので、ぜひそちらもご覧ください。
>>初心者向けにブログの始め方を5つのステップで解説
ポートフォリオを作る
Webライターにとってポートフォリオは、自分をアピールするための作品集です。
つまり、案件を獲得するなら無くてはならないもの。
ポートフォリオが有るか無いかで、獲得できる案件の単価は大きく変わってきます。
というのも、その人がどのような文章を書けるのか、実際に納品物ベースで見ることができるので。
発注者側からしたらWebライターさんとの付き合いは長いものになるので、なるべく採用に失敗したくないんですよね。その分ポートフォリオがあると、選定ミスの可能性を減らせるので安心できます。
Webライターで稼ぐなら、必ずポートフォリオは作っておきましょう。
>>初心者Webライター向けポートフォリオの作り方
ライティングを仕組み化する
きつさを脱出するためには、ライティングを仕組み化しましょう。
文章の構成や流れってどの記事でも基本的に同じです。なので、構成や文章を仕組み化しておけば、今まで2時間掛かっていた作業が1時間ほどで終わり超効率的になります。
実際私も駆け出しWebライターの時は構成も文章も仕組み化しておらず、1000文字書くのに5時間以上かかっていた記憶があります。しかし、面倒なことを全て仕組み化したら一時間もかからないようになりました。
きつさを排除するためにもライティングは仕組み化しましょう。これをやるだけでもだいぶ楽になりますよ。
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SEO対策スキルを身につける
WebライターにとってSEO対策は必須で身につけるべきスキルです。
SEO対策スキルがないと、いつまで経っても1円以上の案件を獲得することはできません。
理由としては、Webライターが作成した記事はネット上で公開し、SEO(自然検索)からアクセスが集まるから。
つまり、SEO対策のスキルがないとアクセスを集める記事が作れないことになります。
そのような記事は基本的に売上に繋がらない(例外は除く)ので、クライアント側は求めていないわけです。
SEO対策スキルは必ず身につけるようにしましょう。
セールスライティングを身につける
Webライターがやるべきことは、ユーザーに伝わりやすい文章を作ることです。
しかし、同時に相手を行動させるための文章も必要になります。なので、相手を購買やお問い合わせに繋げて、行動させるための文章術セールスライティングも身につけておきましょう。
セールスライティングができるようになると、文字単価が跳ね上がります。理由は金銭取引を発生させる優秀な人材になれるからです。
当然として金銭の取引が発生すれば、Webライター側がもらえるお金も増えますよね。そうすると文字単価はどんどん上がっていき、きつさも減って楽しくなってきます。
通常の記事だけではなく、記事LPやLPのライティングもできるようになるので、仕事の幅が広がります。
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提案に付加価値をつけて高い案件に応募する
Webライターで稼ぐためには、提案に付加価値をつけて高い案件に応募する必要があります。
付加価値とは、他の人にはない自分の強みみたいなものです。
代表的なところだと、医療系国家資格の医者や看護師、法律系の弁護士などがあります。もちろん、そのような高度な知識・資格じゃ無くても、一般事務の知識や転職の経験なども立派な付加価値となります。
ようするに、自分の得意分野だと思ってください。Webライティングで記事を書くには、必ず人並み以上の知識が求められるわけで、自分が経験したことや好きなことは強みになります。
自分の得意ジャンルを見つけて、専門性が求められる高単価の案件に応募しましょう。
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案件エージェントに登録する
多くの初心者Webライターの方は、クラウドソーシングで仕事を受注していると思います。
しかし、正直なところクラウドソーシングには低い単価の案件が多く、大きく稼ぐのは非常に難しいです。案件単価が安い仕事ばかり引き受けてしまうと、心身ともに疲弊しきついですよね。
そこでオススメなのが、案件エージェントでの仕事獲得です。クラウドソーシングとの違いは、専属キャリアコンサルタントによるサポートの有無です。
クラウドソーシングでは、自ら案件に応募し仕事を受注します。一方で案件エージェントでは、営業や面談の日程調整など全てキャリアコンサルタントが行ってくれます。
私はこの案件エージェントを活用するようになってから、収入が爆発的に上がりました。
案件エージェントに登録する費用は一切かからないので、まずはキャリアコンサルタントに相談をして、仕事の相談をしてみましょう。
以下はおすすめの案件エージェントです。ぜひ参考にしてみてください。
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まとめ:Webライターがきついのは本当。けどそれ以上のリターンがあるのも本当
今回の記事ではこれで以上になります。
まとめると、webライターの仕事は未経験でも簡単に始められますし、実績がつけば自由に働ける素敵な仕事です。
最初は「きつい」「つらい」と思うかもしれませんが、徐々に実績を積み上げれば、必ずWebライターの仕事が楽しくなってくるはずです。
「場所を選ばず働きたい」「雇われずに自由な働き方をしたい」という方に本当におすすめできる仕事です。
とはいえ、いきなりそのような働き方をできるようになるまでには、それなりの時間がかかります。
なので、最短で自由な働き方をしたい方は、プロのWebライティング講師に基礎から応用、仕事の獲得方法を教えてもらうのがおすすめです。
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下記の記事で、現役Webライターが本気でおすすめできるWebライティング講座を紹介しています。よければご覧ください。
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